
FXで相場を分析する方法として、ファンダメンタル分析とテクニカル分析があります。
ファンダメンタル分析とは経済の基礎的条件(ファンダメンタル)を分析することと解釈できます。
これは、ある国の通貨が強いか弱いか、国の経済はどうなのか?
また、今後の発展の可能性を予想することともいえます。
ある国の経済の強さはその国の為替に表されます。
経済が強ければ通貨にも表され安くなることはないと解釈できます。
何らかの要因で、その国の経済の強さとかけ離れた為替相場になることもありますが一時的なことで、しばらくすると落ち着きを取り戻し適切な為替相場に戻っていくものです。
以上のように、その国の経済のおかれている状況を分析し取引に役立てることをファンダメンタル分析といいます。
そしてそのファンダメンタル分析をするのに欠かせないのが、各国が定期的に発表する経済指標となります。
特に重要なものに絞ってこちらでご紹介します。
経済指標で一番重要となるのはアメリカの経済指標となります。
ということで、まずはアメリカの経済指標を理解し発表後の動きに注目する必要があります。
その次に重要となってくるのは欧州の経済指標となります。
よってアメリカと欧州の経済状況により為替が大きく動くことがあります。
次に日本の経済指標ですが、実の所あまり相場に影響を与えることはありません。
円の影響力は世界ではあまりたいしたことがないのかもしれませんね。
よってもっとも重要なアメリカ、そして次に重要な欧州の経済指標は最低限おさえておきましょう。
その中でも特に重要な経済指標がアメリカの場合、月初めの金曜日に発表される「雇用統計」となります。
この「雇用統計」の結果が毎回一番相場を動かす要因となっています。
過去のデータを見てもらえればわかりますが、「雇用統計」より相場が動く経済指標はないため必ず押さえておきたい指標となります。
その他では、政策金利や要人発言なども大事な要因です。
ただここら辺を分析して取引を予想するのはなかなか難しいかと思います。
経済に詳しくならないとなかなかできません。
よって過去の経済指標、政策金利発表、要人発言などから相場の動きを学び、次回に活かすのがいいでしょう。
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