FXトレーダーの皆さん、注目です!
利益を最大化するための注文方法の使い分けについて、必読のガイドをお届けします。
為替市場では、注文方法の選択がトレード結果に大きな影響を与えることがあります。
しかし、どの注文方法をどんな状況で使えば良いのか、迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?
そんな方々に、本ガイドでは注文方法の使い分けのポイントを明確に解説し、利益を最大化するためのヒントを提供します。
注文方法の使い分けがトレード結果に与える影響を理解し、効果的に活用することで、より効率的なトレードを実現できるでしょう。
初心者の方から上級者の方まで、幅広いレベルのトレーダーに役立つ内容となっています。
ぜひ、本ガイドを読みながら、自身のトレードスキルを向上させ、より成功に近づいてください。
注文方法の使い分けで利益を最大化するための秘訣を手に入れましょう!
FX注文方法の基本的なルール
FX取引で注文とは新規で注文を行うことと、決済の注文を行うことがセットになっています。
どちらかのみでは成り立ちません。
新規で買いか、売りの注文を出し約定※します。
その後しばらくすると利益か損失かどちらかがはっきりと出てくると思います。
そうすると決済の注文を行い約定するという流れになっており、2つの注文を行うことが必要となってきます。
※約定とは→自分が売買を行った指定の価格で注文が成立することを約定すると言います。
FXの注文方法
FXでの注文方法はいくつかの種類があります。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- IFD(イフダン)注文
- OCO(オーシーオー)注文
- IFO(アイエフオー)注文
順番に一つずつ詳しく解説をしていきますが、まず取引画面について簡単な解説です。
取引画面について
上記の取引画面はMT4の例になります。
お使いの業者によって取引画面に違いがありますが、中央の価格の表示の辺りはほとんど同じだと思います。
上記の取引画面ですと今、買いを行った場合107.115で約定します。
売りを行った場合107.114で約定します。(「買い」「売り」共にスリップページを除く※)
そしてこの「買い」と「売り」の金額の差がスプレッドと呼ばれる業者の手数料のようなものとして取引を行った場合、無条件に持っていかれる金額となります。
※スリップページとは→注文を行った際に、例えば大きなニュース等で為替相場が急激に動き自分が指定したレートよりずれてしまうこと。
スリップページの幅は小さい時から、大きく動く時もあります。
成行注文
この成り行き注文は一番シンプルで分かりやすい注文方法です。
文字通りの成り行きに任せて、買いたい時に買う、売りたい時に売るという注文方法です。
上記の取引画面で説明します。買う場合117.290で約定します。
売りの場合117.286で約定します。そして買いと売りの価格の差がスプレッドということになります。
一番わかりやすい注文方法だ思います。メリットは取引が確実に早く成立することです。
相場の急変により価格の乱高下が激しくなった場合など、大きな損失を出す前に約定させたい時は成行注文が一番安心できる注文方法だと思います。
デメリットは新規の注文を出した後、利益もしくは損失の確定も成行注文にしてしまうと、損失が出た時に回復を待ってしまい、より損失が膨らむということもあり得ます。
よって損切りのポイントは以降に述べる別の注文方法をおすすめします。
指値注文
買いの場合
指値注文とは値段を指定して注文を出すことをいいます。
上記の図で説明しますと一例ですが現在の価格が1ドル105円だとします。
1ドル100円になった時に新規に買いを行いたいと考えた時に使う注文方法です。
買いの場合は現在の価格より安い金額しか指定はできません。
売りの場合
先ほどと反対で指値注文で売りを行いたい場合は上記の図のように、現在価格より高い価格でないと注文はできません。
上記の一例では現在価格1ドル105円の時、110円で新規に売りを行いたい時に指値注文を出します。
指値注文まとめ
指値注文のメリットは、自分の予測に基づいた金額をあらかじめ指定して取引ができるため戦略が立てやすい。
確実に約定する金額が分かるなどがあります。
デメリットは自分の希望する金額まで相場が動かなかった場合、いつまでたっても約定しないということがあります。
指値注文は自分の希望する金額に来た時に買いたい、売りたいを事前に注文できる方法ですが、どちらかというと新規の決済ではなく利益確定の決済注文に使う方が一般的です。
たとえば現在1ドル100円で買いを行ったとして、110円まで上がればで決裁したいという時に110円で決裁のため指値注文を入れておくというのが普通です。
逆指値注文
先ほどの指値注文と逆になります。
買いの場合
例えば現在が1ドル105円として、110円になったら新規の買い注文を注文を行いたい時は逆指値注文を出します。
現在価格より高い価格でないと逆指値注文の買いはできません。
売りの場合
現在価格が1ドル115円だとします。
1ドル110円になった時に新規の売りを行いたいと判断した時に逆指値を指定しておきます。
逆指値の売りは現在価格より低い価格でないとできません。
逆指値注文まとめ
逆指値注文は新規の注文というより、損失の拡大を防ぐために損切りのポイントとしての注文として使われます。
つまり自分がポジションを持っていたとして、思惑と逆に行った時に逆指値注文を出しておき、そこまでで損失を防ぐための注文として利用されます。
IFD注文
FXには普通の注文と違う注文方法があります。
今回ご紹介するのはその中でIFD注文というものです。イフダンと読みます。自分は最初IFD(イフダン)注文・・・難しそう。
と避けていましたが難しいものではなく覚えておくと便利なものだと思います。
どういうものかといいますと、一つの注文が約定したら、もう一つ入れてある反対売買の注文も発動される注文方法です。
一例ですが、上記の図AでIFD注文を出したとします。
注文内容はこの先、100円になったら買い、その後115円になったら売りとします。
注文後レートが100円(Bの位置)に来ました。ここで買いが発動されました。
その後期待通り115円に行きましたので(Cの位置)売りが発動されました。
というように一回注文を入れて置けばそのレートになったときに注文、利益確定をやってくれるというものです。
今回は利益確定を例にとりましたが損切りにも使えます。
あと指値、逆指値どちらでも発注できます。
使用することもあるかと思いますので、ぜひ覚えておいてください。
OCO注文
OCO注文は指値と逆指値を同時に入れる注文方法で、片方が約定するともう片方が取り消される注文になります。
わかりやすく図で説明します。
まず現在1ドル101円だとします。①の時点で買いを行いました。
102円になったら約定しようと思い期待を込めながら指値を入れておきます。
反対に思惑と外れたときのため100円に損切りとして逆指値をいれておきます。
これら2つの注文を一度に行える注文がOCO注文となります。
なおこの注文は上記②が約定したら③の損切り注文は取り消されます。
その逆で、損切りの③の注文の方が約定すると、②の注文は取り消されます。
最初は少々ややこしく感じるかと思いますが慣れると便利な注文方法です。
ぜひ参考にしてみてください。
IFO注文
IFO注文とは、今までに紹介したIFD注文とOCO注文の両方を合わせた注文方法となっております。
図を使うとわかりやすいので上記の図を使いたいと思います。
1ドル102円付近でIFOの注文を入れたとします。内容は105円になったら買いを行う。
その後、利益が順調に出て115円で売りを行いたい。
だが思惑と反対へ行き損失が出た場合は100円で売りたいという時に、新規の買い、利益確定の注文、損切りの注文、これらを一度にできてしまう注文方法です。
まとめ
FXの注文方法として代表的なものは以下になります。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- IFD(イフダン)注文
- OCO(オーシーオー)注文
- IFO(アイエフオー)注文
IFD(イフダン)注文、OCO(オーシーオー)注文、IFO(アイエフオー)注文などは最初の内は難しく感じると思います。
ですので最初の内は成行注文、指値注文、逆指値注文が中心となると思います。特に損切りの際に利用する逆指値注文は自分の資産を守るために重要な注文となります。
必ず覚えるようにしましょう。
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