失敗から学ぶ必要性
FXを行うにあたって、こうすれば勝てるみたいな本をみて勉強することは多いかと思います。
ですがそれと同じくらい大事で意外とみんなやらないことがあります。
それは失敗から学ぶということです。失敗するのは嫌なものですし、勝ち方をマスターすればそれでよいと考えてしまうということもあります。
失敗談を頭に入れておき、同じ行動をしないようにすれば思わぬ損失を防ぐことができると思います。
FXを始めて間もない初心者の方からベテランの方までお役に立てれば幸いです。
失敗談①儲けたい気持ちが抑えられない
登場するのはFX初心者の甲君、甲君はFXというものをネットで見つけ簡単に取引ができて、儲かるものだと思いやってみたいなと思っていました。
ですがFXに関しての知識はありません。たくさんの本を買って読んでみました。だんだんと知識が付いてきたためFXの口座開設をしました。
この時、甲君はこう思ったでしょう。「さぁ、儲けるぞ!」と・・・
その時になんとか貯めたなけなしのお金をFXの口座に入れ、試しにドル円で買いを入れてみました。
本人は試しのつもりだったため資金管理、損切りの幅など気にせずとりあえずエントリーをしてみました。
そうするとラッキーなことに相場は円安方向へ進み利益が出てきました。やった!と思いその時は少しだけ待ち、利益確定。初めてにしてお金が増えたのです。
やった、これでFXで専業になれるかもしれないとまで思ったほどでした。
ですが甲君は最初のうちに本で勉強をしていたため、ここで油断をしていてはいけないなと思い、次回以降エントリーをする際は資金管理などはきちんとしようと思っていました。
そして次のエントリーチャンスをうかがうためチャートを見ていました。
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甲君「ちっともエントリーチャンスがない」
甲君「これでは儲からん」
日足、4時間足、1時間足などを見ていても長い時間待たないとローソク足が確定しないためエントリーができないと判断して、1分足や5分足などの短期足を見ることにしました。
ずーっとチャートを見ているとエントリーできそうなところがあったので、よし!と思い買いを行いました。
ところが、今度は上がると思って買ったのに、直後からどんどん下がっていきます。あれ?っと思いつつ待っていました。
そしてちっとも上がらず自分が最初に決めていた 損切りポイントまで後少しでたどり着くくらいになってしまいました。
甲君「どうしよう・・・」
甲君「損しちゃうよ・・・」
甲君「 損切りポイントをずらそう!」
と甲君は自分で決めたルールに従わず損切りポイントをずらしてしまいました。
甲君「何とかあがってくれ・・・・」
甲君「たのむから上がってくれ・・・」
ひたすら待ち続け、またしても損切りポイントに近付いてきました。
甲君「ほんとは損切りをずらすのは良くないって本に書いてあったんだよなぁ」
甲君「もう一回だけ」
とまたしても損切りをずらしました。そしてその結果はというと、ご想像の通りです。甲君はFXを初めて2回目のエントリーで30万円の損を出してしまったのでした。
失敗した原因と対策
無理やりにでもエントリーをしようとしている。
FXでは買いや売りのエントリーをしない場合、損をすることはありませんが利益を得ることもできません。
そのため意地でもエントリーポイントを見つけようとしてしまったことが原因です。
エントリーするポイントは一日にそんなにないということをまず理解してください。儲かるポイントはそんなにあるものではありません。
上がりそう、下がりそうと感覚だけでエントリーをするのではなく、しっかりと分析をした上でエントリーをするポイントを見つけるようにしましょう。
損切りポイントをずらしている
甲君は相場が自分の思惑と反対方向へ行った時に、損切りをしようと思っていたポイントまで価格が来ても損切りを実行せず、損失が広がる方向へ損切り位置をずらしてしまいました。
よって大きな金額の損失を出してしまいました。一度決めた損切りポイントを利益がマイナスになる方向へはずらしてはいけません。
FX初心者に一番ありそうなことで、FXから退場する人は価格がマイナスになっても次第に戻ることを期待して、この損切りポイントをずらしてしまうことにあります。
どんなにすごい人でも必ず損切りはします。勝率10割はありえないので、自分で決めたポイントで確実に損切りをするようにしましょう。
短期足のみで判断をした
エントリー回数を増やそうと思い、1分足や5分足などの短期足で上がりそう、下がりそうという感覚でトレードをしまうのはあまり良いことではありません。
大事なことは、エントリー回数はそんなにあるものではないということを認識すること、そして短期足のみではトレードをしないことです。
短期足は上下の動きが激しくなる傾向にあるため、それのみで買いや売りを行っても動きに振り回されて損失を増やしてしまうかもしれません。
まずは長期足で大きな流れを見たのちの短期足でのエントリーをおすすめします。
失敗談②基本的なルールを知らず損を出す
乙君はネットや雑誌でみたFXというものをやってみたいなぁと思っていました。簡単に儲かりそうだと思ったからです。
経済の知識は全くなし、お金の細かい計算も苦手、でも儲けたい、儲かりそうということで初めて見ることにしました。まず口座開設を行いました。
そして簡単に操作方法だけ勉強していきなり買いを入れてみました。ちなみに資金管理、損切り位置などはほとんど理解していなく適当でした。
そして買ったとたん円安方向へ進み少しではありますが利益が出ました。それはほんとは良いことなのですが、乙君はこう思いました。
乙君「まだたったこれだけしか稼げていない・・・」
ということでしばらく待ってみることに。そうすると今度は自分の思惑と反対方向へ動き出してしまいました。そして今度は含み損を抱えることに・・・
ただ乙君はどうしてよいかわからず、しばらくぼーっとチャートを見ているだけでした。
乙君「やばい!どんどんお金がマイナスになっていくぞ」
乙君「どうしよう・・・」
乙君「もう少し待ってみよう・・・」
そしてしばらくすると運が良いのか悪いのか、円高方向から円安方向へ進み含み損が少しずつ減ってきました。
乙君「もう少し戻れ・・・」
乙君「たのむ、もう少し戻ってくれ・・・」
そうしていると、なんと相場がエントリーした辺りまで戻ってきました。
乙君「ラッキー!」
乙君は急いで決済取引をしてみました。利益はありませんでしたが損も出ていないだろうということで、とりあえずはよかったと思いました。
しかし・・・結果みてみると若干の損が出ています。
乙君「ん?なんで?」
乙君「プラスマイナスゼロの所で決裁したぞ!!」
乙君「ガーン!立ち直れない・・・」
失敗した原因と対策
基本的なルールを理解していない
さて今回の乙君どこが悪かったのでしょうか?まず考えられることとして、基本のルールを知らずにお金をつぎ込んでしまっている点にあります。
といいますのも乙君はスプレッドの存在を知らずに取引をしていたようです。
スプレッドとは各FX業者が設定している買値と売値の差を言います。手数料のようなものですね。
このことを知らずに取引を行い、取引成績がプラスマイナスゼロだったようですが、そこからスプレッド分を引かれたため結果、資金はマイナスになったということです。
FXを始める前には、自分の口座開設をしたFX業者のホームページや本、雑誌などを事前に読み基本的なルールは理解しておきましょう。なんとなくで大事なお金を使ってはいけません。
少しのマイナスを恐れすぎる
乙君はスプレッド分のマイナスで異常にショックを受けすぎです。スプレッド分のマイナスならそんなに怖がる損失とは言えません。
スプレッド分のマイナスは当たり前の損失と考えても良いかと思います。これを怖がっているとエントリーできなくなります。
失敗談③高レバレッジで取引をして損を出す
経済にとても詳しい丙君、仕事をバリバリこなすビジネスマンで、新聞もよく読んでいます。
毎日、毎日仕事の丙君、今日も忙しい中経済ニュースに目を通していました。そんな時、ある広告に目がいきました。
丙君「FXかぁ~。儲かるのかなぁ?」
丙君「貯金はあるしなぁ」
丙君「もっと増やしてみたいなぁ」
丙君「経済ニュースには詳しいから知識には自信があるんだよなぁ」
という理由で、次の休みにパソコンを開きFX業者に口座開設、そしてお金を入れてみました。丙君は事前に本なども読み最低限の知識は身につけたつもりでいました。
特にFXはレバレッジをかけられるため、少ないお金で大きい取引ができるのを魅力だと思っていました。
これだけレバレッジをかけることができるなら貯金を結構つぎ込んで、一気に増やすつもりでいました。
そしてある日、忙しい仕事の合間を使いスマホから買いを行ってみました。それも一気に増やしたかったため高レバレッジで勝負をしたようです。
元々仕事の忙しい丙君、なかなか仕事中取引状況を確認することができません。
でも自分はある程度経済に精通しているし、買いでエントリーは間違いないだろうと思っていました。
そんなある日たまたま会社のテレビであることを見かけました。
それは円高が進んでいるということです。丙君「え~!!」丙君は気になって気になって仕方がありません。
でも仕事が忙しいためスマホで確認することすら難しい状況です。
そして致命的だったのが、大丈夫だろうとの思いから損切りの注文を入れていませんでした。
丙君は思います。「やばい!!」FXのことが気になりすぎて仕事もミスが増えてきました。そして結果はどうだったのかと言いますと・・・
強制ロスカットを食らってしまい、資金をかなり減らしてしまいました。
丙君「あぁ~、グスン!」
失敗した原因と対策
高レバレッジで勝負をした
さて丙君の失敗した原因は何だったでしょうか?それは儲けたいという欲望から高レバレッジをかけたことに他なりません。
FXを始めたばかりなら低レバレッジから始めるべきです。
高レバレッジで取引を行うと当然ながら儲かるときは良いですが、損する時は一気に損をしてしまいます。
経済に精通しているとはいえ何があるかわかりませんので要注意です。
損切りの注文を入れていなかった
大丈夫だろうとの思いから損切りの注文を入れなかったことも原因です。
損切りの注文はエントリーしてすぐ入れるのが良いでしょう。エントリーとセットで行うものという考えでいいと思います。
生活スタイルに合ったトレードをしていない
丙君は仕事がかなり忙しいビジネスマンです。日中はチャートを確認しなくても良いくらいの余裕のある取引をしたいものです。
例えば昼間はエントリーをせず、夜帰ってから少しの時間チャートを見るスタイルに変えるとか、もしくは長期足しか見ない取引に変える。
つまりスイングトレードを軸に取引を行うことを考えてみても良いかと思います。
失敗談④そのうちに上がるだろうと期待して損を出す
α君は儲かるという情報を元にFXを始めてみることにしました。
初心者のα君、ある日テレビの経済ニュースをみていると「円安が進行しています」ということを言っているのを聞いてさっそく、米ドルを買ってみることにしました。
しばらくしてチャートを確認すると思惑と全く逆の円高が進んでいました。かなり円高が進んでいたためマージンコールが発生しています。
しかたなく追加でお金を入金しました。その時にα君は思いました。「テレビで円安が進んでいると言っていたからしばらくすると利益がでるだろう。」
ところがしばらくすると、またしても円高が進み再度マージンコールが発生。
追加で資金を投入します。その後、さらに円高が進み三度目のマージンコールが発生。
ただ今回はもうお金がありません。無視していたら強制決済に合い、結果大損をしてしまうことになりました。
失敗した原因と対策
相場の天井で買いを行った
α君が買いを行ったあと、円高傾向になってしまいました。ということはチャートでいうと天井の部分で買いを行ったということになります。
確かに相場の天井や底を見抜くのは難しいことです。
チャートを見ていて上に上がっているし、テレビの経済ニュースで円安が進んでいますと言われると、ずっと上がっていくものと思ってしまうかもしれません。
思惑と反対方向へ行ったのなら、きちんと損切りをするようにしましょう。あと余談ですが、相場で利益を出す人は普通の人がやることの逆をやるものです。
テレビで円安が進んでいますと言っている段階で、もう売りを考えているかもしれません。
他人の予測にのっかりすぎ
α君はテレビの情報を完全に信じ切っており自分で分析などはしませんでした。それが損失を膨らます原因になったようです。
テレビ、ネット、本、雑誌など現在は情報がたくさん入ります。
FX初心者にとって予測は難しいため、こういった情報に頼るのも悪くはないですが、鵜呑みにしすぎるのはよくありません。
やはり自分でしっかりと勉強をして、チャートや経済情報を分析して自分の責任でトレードをおこなえるようにしましょう。
失敗談⑤自分には才能があると思い込み、調子に乗った
FXを始めたばかりのβさん、事前にたくさんの本を読み十分な勉強をしてからトレードに挑みました。その結果予想が的中します。
そして再度取引、そうするとまたしても勝利。そんなことが5回ほど続きました。そこでβさんは思います。私にはFXの才能があるなと・・・。
そこで考えたのがどうせ勝てるのだからと持っているお金、預金を含め全額を口座に入金しました。そして短期間で数倍にしてやろうと思います。
それができると心の底から信じていました。その日までは・・・
ですがそこからおかしくなります。予想が外れ、損切りに合いました。
ずっと勝ち続けていたのだからたまには負けもあるだろうと軽い気持ちでおり、さらに高レバレッジで取引を繰り返します。
ですが、なぜか予想が全くあたらず損切りの連続です。そして資金は底をつきました。
失敗した原因と対策
ビギナーズラックと気付かなかった
やり始めの時に勝ちが続く、ビギナーズラックというものですね。ギャンブルにしても投資にしても最初の内はこういったことが起こる場合があります。
まずは冷静にならないといけません。
負けるということも十分考慮に入れて資金管理をし、勝ち続けることを前提に資金管理をしてはいけません。
生活をしていく資金に手を付けた
最初の連続の勝利に酔いしれ、資金を全額つぎ込んでしまったことも問題です。
FXは余裕資金で行うようにしましょう。絶対に生活していくお金に手を付けてはいけません。
トレード後に分析をしていない
トレードを行い利益、もしくは損失を出した後、それぞれ分析をしていません。
利益が出た場合なぜ今回利益を出せたのか、損切りに合ったら、なぜ今回損切りに合ったのかしっかりと分析をすることが次の勝ちにつながります。
失敗談⑥相場の急変にやられる
FXをやり始めたばかりのAさん。順調に取引を続けていましたが、その日は突然にやってきました。某国でテロ事件が発生、相場が急変しました。
この相場の急変にやられて大損をしてしまいました。
そこからしばらしてなんとか立ち直りましたが今度は某国で巨大地震が発生、この時も相場が急変してまたしても大損をしました。
今度は完全に資金をなくしてしまいFXからの退場を余儀なくされました。
失敗した原因と対策
リスクを認識していない
投資家にとって怖いのがテロや天災です。
これはさすがに予知ができないのと、急にやってくるからです。100年に一度といわれる危機が毎年のように起こっています。
9.11テロ、ロンドン地下鉄爆破事件、ギリシャ危機、東日本大震災、スイスフランショックなどです。
最近では新型コロナウイルスの発生による市場の混乱で為替相場が、かなり乱高下しています。
これは予測が難しいため、できることといえば低レバレッジでの取引とルールに基づいた損切りを実行することです。
失敗談⑦取引ミスで損を出す
FXを始めたBさん、口座開設し取引をしようとしました。
FX業者のホームページを見ながら取引画面の使い方を覚えようとしましたが、なんか難しいそうということで大まかなことだけ理解してあとは実際にやってみることにしました。
そうしていると最初のミスが発生しました、それはチャートを見ていてローソク足が上に上がっている時に、この流れに乗りたいBさんは買いを行うつもりでしたが、うっかりと売りの方のボタンを押してしまったのです。
その後パソコンを閉じていました。しばらくして決済をしようとパソコンの電源をつけたらびっくり仰天!損切りになっていました。
気持ちを立て直し、その後もう一度エントリーをしました。その時に再度まちがいに気づきました。
10Lot(10枚)で取引をするつもりが0を余分に入れてしまい100Lot(100枚)と入力してしまったのです。
すぐに反対売買をしたためスプレッド分の損くらいで済みましたが、気を付けないといけないなと思ったBさんでした。
ですが間違いはこれだけで済みません、今度は通貨ペアが間違っていました。
チャートはドル円を表示していたのですが、売買を行う取引画面はユーロドルを表示していたためそのまま売買をしてしまったのです。
これもしばらくして気づきましたが、Bさんは再度説明をきちんと読み慎重に取引を行うようにしなければと思ったそうです。
失敗した原因と対策
使い方をマスターしていない
現在FXをやる人は、大半の方がパソコンを利用していると思います。チャートを見たり、経済情報や為替の情報など全てパソコン一台あればできるため便利ですよね。
ですがうっかりと操作ミスをしてしまうと・・・大変なことになるかもしれません。注意点をまとめてみたいと思います。
まずありがちなのが買いと売りのボタンの押し間違いです。買いと売りのボタンは普通画面上、隣同士に表示されているかと思います。
焦っていた場合、あまり意識せずにボタン操作した場合など買いと売りを間違えて押してしまう可能性があります。
自分は買いを入れたつもりでしばらくパソコン画面を見ずにそろそろ決済をしようと思っていたら間違って売りをしていて大損をしていた・・・なんてこともありえます。
まずは買いと売りをまちがないようにしましょう。
次にありそうなのが取引の数量間違いです。1、10、100など0の数を間違えることが意外と結構あります。
自分の入金している金額より大幅に大きい取引量では取引ができないので、その場合は気づくとは思いますが、それ以外の場合資金ギリギリ一杯くらいまで知らない間に取引してしまって、損失を出してしまったということもありえますので気を付けましょう。
次に通貨ペアの間違いです。
自分の使っているFX業者によって取引画面が違うと思いますが、例えば現在チャート上に表示している通貨ペアの画面と注文を入れる時に通貨ペアを選択する必要があるタイプの注文方法の場合、まちがって現在表示している通貨ペアと注文する通貨ペアを間違えてしまうことがあります。
そうすると損失が膨らんでいく可能性もありますので注意が必要です。
最後に補足として、ドルストレートやクロス円などの円が関わる通貨を選んだ場合は取引の際、いくら利益が出ている、損失がでているなど比較的わかりやすいです。
ですが、ユーロドルなどの円が関わっていない通貨ペアを選んだ場合、1.5578から0.0105ユーロ安に動いたなど初心者には計算とどのくらい日本円で利益が出たのか、損失が出たのかがわかりづらいです。
よって最初のうちは対円の通貨ペアを選んだ方が良いかもしれません。
失敗談⑧身の丈に合わない業者を選び大損
FXを始めたばかりのC君、しばらくの間FX取引を行っているとある日思いました。日本のFX業者ってレバレッジが25倍までしか取引ができないから儲からないな・・・と。
そこでC君はもっと高レバレッジで取引ができる海外のFX業者を利用することにしました。
口座開設は簡単に済みましたしクレジットカードで取引もできるので、かなりのお金をつぎこむことができるなと息巻いていました。
そしてクレジットカードを利用して超ハイレバレッジで取引を行い・・・損切りに合ってしまいました。
大損をしてしまったのとクレジットカードを利用しての取引のため損失は借金となってしまいました。その後C君は借金漬けの生活になってしまったとさ・・・。
失敗した原因と対策
海外のFX業者を利用したこと
海外のFX業者は日本のFX業者よりも高レバレッジの所が多いです。800倍や1000倍のレバレッジで取引ができるところもあります。
そして日本と違いクレジットカードのショッピング枠で取引ができる業者もあります。
お金を入金して取引をする場合は最悪でも口座に入金した分がなくなるだけで済みます。(追証は除く)
ですがクレジットカードを利用して取引をして負けた場合、その金額は借金になってしまいます。それにレバレッジも高すぎるため損をした時、恐ろしいです。
必ずしも海外のFX業者の利用が良くないとは言えませんが、FX初心者の場合は日本のFX業者を利用し低レバレッジでの運用をおすすめします。
FX失敗談まとめ
FXにおける失敗をまとめてみましたが、要因はいくつか考えられます。大きなものとしてはルールを決めずに気分でトレードをするというものがあります。
柔軟に相場に対応をするために裁量を加えるのは必ずしも悪いものではありませんが、根拠もなく気分でトレードをするのは好ましくありません。
損をしなくないからと理由もなく損切りを躊躇するようなやり方は、そのときは良くてもいつかは大きな損失を出してしまうことになります。
利益が出ている時も予めルールを決めておかなければ、利食いのタイミングを逸することになりますから、本来なら利益を伸ばすことができたところを伸ばすことができなかったり、逆に欲を出して利益を減らすどころか損失を出してしまうこともあります。
失敗をしないためには、ルールを決めてそれに従ってトレードをするのと同時に基本的なことをしっかりと理解をして、相場を自分で分析し、合わせて資金管理、主には損切りをきちんとして根拠をもって売買を行うようにしましょう。
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