スポンサーリンク

[FX] 逆張り手法とは・・・?

[FX] 逆張り手法とは・・・?

FXでは逆張りと呼ばれるトレンドの反転をねらった取引手法が存在します。

この逆張りを利用することで、順張りのみの取引よりもエントリーチャンスが増え、利益が増えていくきっかけになると思います。

今回はこの逆張りを利用した手法をご紹介します。

スポンサーリンク

逆張りとは・・

FXの逆張りはトレンドの反転を狙ってエントリーをする手法となります。

過熱気味の相場でそろそろ反転をしそうだという時にショート(売り)をしたり、あるいは下げ相場で下げきったと思われるところで買いポジションを持ちます。

メリットとしては、上手く相場の反転に乗ることができれば大きな利益を出しやすいという点にあります。

トレンドの転換の一番初期にポジションを持つことができるので、良いところで拾うことができれば、それだけ大きく利益を出すことができるというわけです。

デメリットは相場の転換点を読むのは簡単なものではなく、トレンドに逆らうとズルズルと損失だけを膨らませてしまうことがあるところです。

過熱気味の相場が更に加熱をして上昇していくことはよくあることですし、全く反転の兆しがなく下げ続ける相場もあります。

今の相場は高すぎる、安すぎると思ってエントリーをしてしまうだけに思惑とは逆の方向に動き続けていても、なかなか損切りができないのがデメリットになります。

また、トレンドというのはなかなか簡単に転換するわけではありませんから、一時的には思惑通りに値が動いたと思っても、押し目買いや戻り売りで思うように利益が出ず、それどころか損失になってしまうということも少なくありません。

逆張りは、うまくいけば大きな利益を出すことができますが、トレンドに逆らうというのはそれだけ分の悪い勝負をしていることになりますから、その辺のことをしっかり頭に入れておく必要があります。

スポンサーリンク

逆張りを利用した手法

逆張りを利用する時間帯としては、トレンドの出ない時間帯でなくてはなりません。

なぜなら反転を予想してエントリーをするためトレンドが出てしまうと、すぐ損切になってしまうからです。

よってトレードをする時間帯としては昼間をおすすめします。昼間というのは、世界の3大市場(東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場)のうち東京市場しか開いていません。

よって本来ならトレンドは出ない時間帯といわれています。FX初心者にとってトレンドの出ない時間帯に取引を行うのは難しいものです。

ですがトレンドのみをねらってのトレードですと非常にチャンスが少なく、FXに慣れてきた段階では逆張りも視野に入れれば利益を増やしていくこともできるかもしれません。

この時間のチャンスと言いますと、同じところをウロウロするレンジの状態が多いという特性を利用しての手法となります。

逆張り手法に向いている相場環境

まずは上記のようにローソク足が同じような所をウロウロしている場所を探してみてください。

ちなみに上記のチャートは、インジケーターはボリンジャーバンド、そして青丸を基準に水平線を引いてみました。

昼間の時間帯は大きなトレンドは出にくいということから、同じような所を動くという習性を利用して赤線付近での反転でエントリーをしてみたい所です。

逆張りで実際のエントリーできるポイント

上記の写真のピンク〇あたりが赤線付近プラス、ボリンジャーバンドにも触れていますので、反転ポイントとしてエントリーしてみるのもよいかもしれません。

反転をねらってのエントリーのため、ローソク足一つくらい陰線確定まで待ってみてもいいかもしれません(売りの場合)

損切り位置は赤線より少し離したあたりが良いでしょう。利益確定は、真ん中の移動平均線にタッチ、もしくは反対側のバンドにつくまで辺りが良いでしょう。

注意点として、同じような所をウロウロしていてもボラティリティが低い時はあまりやらないほうが良いかもしれません。

ボラティリティが低いとは、ボリンジャーバンドでいいますと、極端にバンドがしぼんでいる状態です。ほとんど上下に動いていないということになります。

この状態ですと値幅がほとんどないため利益がとれる可能性が大変低いためです。(詳しくはこの後説明)

スポンサーリンク

エントリーをしてはいけないパターン!

FXするにあたって、日々チャートを見ていると思いますが、逆張りでエントリーをしてはいけないと思われるポイントがあります。今回はそんな場所の説明です。

エントリーをしてはいけない場面

上記のチャートの青丸のような場面です。詳しく説明します。まずインジケーターはボリンジャーバンドがわかりやすいです。

そしてボリンジャーバンドが真横を向いている時、真ん中の移動平均線が真横になっている時にボリンジャーバンドのバンドの幅が、上記のチャートのように縮んでいる時がエントリーをするのはおすすめしないポイントとなります。

このボリンジャーバンドが真横を向いていて、バンド幅が狭い時はボラティリティがないといいまして、価格の動きがほとんどない時になります。

この時点でエントリーをしてしまうと動きがほとんどないため、利益も損失もないかもしれませんが、しばらくしてトレンドが出だした時に含み損が増える可能性があります。

よってエントリーを検討するのは、ボリンジャーバンドのバンド幅が広がりだしてから(トレンドが出だしてから)の方が良いと思います。

ただボリンジャーバンドが真横になっていてもエントリーができる場面もあります。それはバンド幅がもう少し広い時です。そんな時は逆張りを狙える時があります。

ちなみに今回の逆張り手法ではありませんが、上記のチャートでエントリーをするとしたら、ボラティリティが低い青丸部分を抜けたポイントとなります。

エントリーポイントの説明

上記のチャートは、もう一つ上のチャートと同じものです。エントリーできそうなポイントを探ってみました。

赤線のラインが引けるという点、黄色丸の付近に移動平均線がきている点、少し長いヒゲが出ているということから売りを仕掛けても良いポイントかと思います。

以上を参考にしていただければ幸いです。

スポンサーリンク

まとめ

逆張りとは主に現在のトレンドと反対の方向へポジションを持つことを言います。

上昇トレンド中であっても一方向へ直線で価格が動くわけではなく、一度下がるポイントをねらうためトレンドと反対方向のポジションを持つことになります。

ただ今回のブログで紹介しているのは、トレンドが出ている時でなく、レンジの状態での逆張りを紹介しています。

レンジの状態では、価格はほぼ同じところを行ったり来たりする傾向にあるため逆張りに適した相場環境となることが多いです。

ただ注意点としては、ボラティリティがあまりに低い時のレンジで逆張りをねらうのは避けた方が良いかと思います。

ボリンジャーバンドを表示すると分かりやすいのですが、バンド幅が非常に狭くなっている時は、その後のトレンド発生の直前である可能性が高いことから逆張りをねらってもうまくいかないことが多々あるためです。

よって逆張りをねらうならバンド幅がある程度あり、同じような所をウロウロしている時がねらい目です。

もしくは逆張りではなくなりますが、レンジをブレイクした後の押し目、戻り目をねらうのが良いと思います。

コメント