
2020/08/14にスイスフラン円のトレードを行っています。
この時の戻り目の見極めが、かなり難しかったのですが、その時の状況とどうすれば良かったのか考察し次のトレードに活かせたらと思います。
まずは戻り目の話の前に長期足の相場環境を分析します。
上記のチャートはスイスフラン円の日足です。
日足は高値安値を同時に切り上げており、ダウ理論でいう上昇トレンドを形成していると言えます。
しかも勢いが結構強いトレンドのように見えます。

続きまして4時間足です。
こちらも日足と同じく高値安値を同時に切り上げているようです。
日足も4時間足も上昇の勢いが強く買い目線で考えたいと思っていました。

こちらは1時間足です。
1時間足はしばらくレンジを形成しているように見えます。
赤丸の辺りが戻り目の考察をするポイントとなります。

5分足です。
今回最初のエントリーポイントが赤丸辺りでした。
ここは赤の水平線を下抜けした後に一度陽線を付けて再度下に落ちてきました。
わかりやすい戻り目ではありませんが勢いが強かったため、かなり下に行くのではという判断から「売り」を行ったのですが、すぐ上に上がっていき青丸辺りで損切りをしました。
ここでの反省点としては下に下がる勢いの強さから「売り」を行いましたが、やはりきちんとした戻り目を形成してのエントリーの方が良いのかなと思いました。

15分足です。
5分足でのエントリーが損切りになり5分足では良いエントリーポイントが見つからなかったので15分足に変えて見てみました。
赤丸は水平線を突破後きれいな戻り目を形成しています。
ここで「売り」を行っていれば利益は取れていますが移動平均線にタッチしてはいないためエントリーはしていません。
きれいな戻り目を形成して下値抵抗線を突破していればエントリーをしても良いのかなと思いました。
そして自分がエントリーを行ったのが青丸の所です。
ここのローソク足の形が陽線の後、コマもしくは十字と呼ばれるローソク足、そしてその後に陰線ということでこの後に下落を示唆するローソク足の形です。
移動平均線にもきれいにタッチしているため良いポイントだと思い「売り」を行ったのですが、大して下に落ちずピンク丸で損切りです。その後に結局は直近安値まで(黄色丸)落ちています。
このように一度損切りを食らわしておいて、その後に思惑の方向へ進むことはたまにありますね。
これを防ぐには損切り位置を少し広くするか、エントリーをしないことが良いのかなと思います。
といいますのも赤の水平線を突破後、赤丸での売りは節目突破後のブレイク第2波の動きを捕らえることになります。
ということは青丸の後のエントリーは水平線(節目)突破後の第3波をねらったものとなります。
日足、4時間足が勢いの強い上昇トレンドを形成しているということは1時間足レンジの中、売り方向へトレンドが出るのは確率的には少なくなります。
よって売りで第3波をねらうのは今回の場合はやめた方が良いのかなという自分の結論です。
粘ってポジションを持っていたとしても黄色丸ですが、直近安値にあと少し到達していないため戻って±0になっている可能性もあります。
ということで今回のケースでは5分足と15分足で合計2回損切りになっているのにも関わらず、その後は思惑の方向へ進んでいるという結果になっています。
5分足のエントリーは焦ってエントリーをいたため、明らかに失敗トレードで防げたものと判断します。
15分足のエントリー(青丸)はトレンド方向とは逆の方向への第3波をねらったもののため次回以降は辞めたほうがよさそうです。
以上、CHEJPY(20/08/14)トレード記録でした。
※今回トレード結果の記録を保存しておくのを忘れてしまいました。
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