
2020/08/17~18にかけてユーロ円とスイスフラン円のトレードを行いました。
ですが思惑通りにいかず損切りとなってしまいました。
しかもかなり大きく負けています。
エントリーポイントとエントリー根拠をもう一回洗い出し、なぜ失敗したのか?
次からどうすれば良かったのか検証し、次回以降のトレードに役立てたいと思います。

まずはユーロ円の日足です。
毎回最初にやることとして日足の相場環境を分析しています。
つまり日足の状況がどうであるのか?
上昇トレンドなのか?下降トレンドなのか?レンジなのか?等。
その他には節目となる所はどこなのか?抵抗帯はどこにあるのか?なども見たりします。
日足の状況は明らかな上昇トレンドと判断しています。
直近はかなりの勢いで上昇していることが分かります。
買い目線で考えて良いと判断をしていました。

スイスフラン円の日足です。
今回こちらもユーロ円と似たようなチャートをしていました。
勢いのある上昇トレンドを形成しており買い目線で考えて良いと判断していました。

ユーロ円の4時間足です。
今回エントリーは4時間足でしています。
理由としては4時間足の節目を基準に引いた水平線を突破して一度押し目を作っています。
移動平均線にきれいに反発していったことから赤丸辺りで「買い」を行っています。
損切りポイントはピンク線の辺りで目標利確ポイントは直近高値もしくはボリンジャーバンド+2にタッチくらいを目安に考えていました。
ところが上記のチャートで示したように、少しだけ上昇した後に下降していき損切りポイントに掛かってしまいました。

スイスフラン円の4時間足です。
こちらも先ほどと同じく4時間足で「買い」を行いました。
理由もユーロ円と一緒で、4時間足の節目を基準に引いた水平線を突破して一度押し目を作ったこと。
そして移動平均線にきれいに反発して上昇をしていったことからエントリーをしました。
ですがほとんど伸びず目標利益確定ラインの直近高値、もしくはボリンジャーバンドの+2までもいかず、すぐ下に落ちてきていてしまい損切りに掛かってしまいました。
ユーロ円で-60pips、スイスフラン円で-34.9pipsとなり合わせて-94.9pipsとなっています。
先週は1週間で+77pipsくらいでした。今回2回のトレードで-94.9pipsとなりますと負けすぎです。
ですが最近は長期足でそのままエントリーをすることが多く、根拠のある所で損切りポイントを設定すると、どうしても負けた時のマイナスが大きくなってしまいます。
では今回のケースではどうすれば良かったのか考えてみたいと思います。
まず一つ考えられることとしてユーロ円の方ですが、損切ポイントまで-60pipsありました。
これは利益が出た時は問題がないかもしれませんが、損切にあった時の損失が大きすぎます。
根拠のあるポイントを損切りポイントに設定したとしても、エントリーポイントから損切りポイントまで-60pipsもある場合はエントリーをしない(※)ということが挙げられます。
※損失を減らすために枚数を減らす方法もあります。
リスクリワード1:2以上をねらいたいと考えているため損失で-60pipsも設定してしまうと利益を取るのが大変です。
そこら辺を考えずに、ただ利益になりそうだということだけでエントリーをしてしまいました。
次に短期足でトレードを行えば損切りポイントも小さく済むのですが、取れる利益も少なくなる可能性もありなるべく長期足でエントリーをしていくスタイルに変えたいという思いもあります。
そしてもう一つ改善できそうなこととして今回ユーロ円とスイスフラン円の日足、4時間足はほぼ同じような状況になっているように見えました。
よって2倍利益が取れると思ったため2つの通貨ペアにエントリーをしてしまったのですが、損切りにあった時のことを考えどちらか1つの通貨ペアにしておくべきでした。
スイスフラン円の方が損切りポイントまでの距離が短かったので、スイスフラン円の方を選んでおけば損失は小さく済んだかもしれません。
結局の所、利益が出た時のことのみしか考えなかったため今回の結果につながりました。
メンタルに関する記事の所でも書いたのですが「勝つように戦うのでなく、負けないように戦う」ということを忘れていました。
利益を取りたい、勝ちたいの前に損失を抑える、負けないように戦うということを忘れないようにしたいと思います。
ちなみに日足、4時間足の状況からエントリーするポイントとしては間違っていなかったと思っています。
どんなポイントでも利益の取れる時と取れない時が出てくるはずですので、ダメな時は損切り位置をずらさずしっかりと損切りをして、利益を取る時は大きく取ることを心掛けたいと思います。
以上、EUR,CHF/JPY(20/08/17~18)トレード記録でした。
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