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FXにおけるトレンドとは?

FXにおけるトレンドとは?

FX初心者がトレードの勝率を高めていくのに必要なこととして、まず挙げられるのが相場の大きな流れについて行くということです。

このことをトレンドに乗るとか、トレンドを把握する、トレンドを形成しているなどと表現したりします。

ではここで言うトレンドとは具体的にどういうものをいうのでしょうか?解説していきます。

相場のパターン

相場には上昇トレンド、レンジ、下降トレンドの3パターンしかありません。

そして割合としてはレンジが7~8割程、残り2~3割程がトレンドを形成している状態(上昇トレンド、下降トレンド)となります。

そしてトレンドを形成している全体の2~3割の状況を把握することが、最も勝ちやすいトレードスタイルとなります。

ローソク足が少し上がり始めた、下がり始めたというだけでトレンドが出始めたと判断してしまうのは危険です。しっかりとした定義を学びましょう。

上昇トレンドとは?

まず最初に上昇トレンドについての説明です。

チャートを見ていてローソク足が全体的に右肩上がりになっていれば上昇トレンドを形成しているということができますが、ダウ理論に基づくきちんとした定義があります。

上昇トレンドの定義

図は黒線をローソク足の動きとし、赤丸は安値の位置につけてあります。青丸は高値の位置につけてあります。

そして上昇トレンドとは、上記の図のように高値と安値が共に切りあがることが条件となります。

上昇トレンドとは言えないパターン

上記の図は全体としてはローソク足は上に向かってはいますが、先ほどの上昇トレンドの条件である高値と安値が共に切りあがるということをクリアしていないため上昇トレンドとは呼べません。

ではこのようなローソク足の動きになった時にどう判断するかといいますと、

細かい動きを無視した場合の図

細かい動きを無視すると上記の青線のような動きになることが分かります。この後のローソク足の動き次第で上昇トレンドと言えるか、言えないかが決まります。

細かい動きを無視した場合の上昇トレンドの図

つまり細かい動きは無視してでも大きく見て高値、安値が共に切り上がっている上図のような場合は上昇トレンドを形成していると判断できます。

スキャルピングがメインの場合、それぞれの高値から売りを行い少ない値幅で利益を上げるという考え方もありますが、FX初心者におすすめなのは大きな流れに乗ることですので「買い」目線でトレードを考えることです。

下降トレンドとは?

下降トレンドとは?

下降トレンドとは、上昇トレンドの説明とほぼ同じで方向が逆になるということです。まず定義としては上記の図のように、高値と安値が共に切り下がるということになります。

下降トレンドではないパターン

ということで上記のような全体としては下に向かっていますが、高値と安値が共に切り下がっているわけではない場合、下降トレンドとは呼べません。

よってこの場合、下に向かっているから「売り」だと判断してしまうのは危険です。レンジの可能性もあるからです。

細かい動きを無視した場合の図

黒線はもうひとつ前の図と同じです。高値と安値は共に切り下がっていないため下降トレンドとは言えませんが、細かい動きを無視すると上記の青線のようになります。

ということは次の高値、安値の位置によっては下降トレンドと判断できるかもしれません。その時は青線を軸に考えるため大きな時間足でみることが必要になる場合もあります。

その時に下降トレンドが形成されていると判断できれば、戻り目を見極め「売り」を行うのも一つの方法ですが、なるべく日足の方向と合わせたほうが良いと思われるため、その時の日足にも注意した方が良いかと思います。

どの時間足でトレンドを判断するのか?

ユーロドル1時間足

上図のチャートはユーロドルの1時間足です。細かい動きは無視すると青線で示したように高値、安値を共に切り上げています。

よってこのチャートを見ると現在上昇トレンドを形成していると判断してしまいそうですが、この間の日足を見てみたいと思います。

ユーロドル日足チャート

ユーロドル日足です。赤線の間、矢印で示した範囲が先ほどの1時間足の範囲となります。

1時間足では上昇トレンドを形成していた区間が、日足で見ますとレンジ形成中の中の小さな動きに過ぎないことが分かります。

このように短い時間足で上昇トレンドと判断しても、大きな時間足では上昇トレンドではないことが多々あります。

そのような時にトレンドが形成されたと判断してトレンドフォローを行っても勝率はあまり上がらないと思います。

よって上昇トレンドを例にした場合ですが、日足で高値、安値の切り上がっている通貨ペアを探すことをおすすめします。

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