
先日「負けが圧倒的に多くぜんぜん勝てない」という質問が寄せられました。
FXでのトレードにおいて、連続的な負けは挫折感を抱かせますよね。
しかし、諦める前に考えるべきポイントがあります。
この記事では、勝てない理由を見極め、解決策を提案します。
トレードのポイントを絞り込み、利益を最大化するための具体的な方法をご紹介します。
成功への道は、意外なところに隠れているかもしれません。一緒に探っていきましょう!
質問内容
3年ほど前からFXを始めております。
ですが、全然勝つことができずここ最近の成績は1勝19敗です。
あまりにもひどすぎて泣けてきそうです。
毎回、自分がポジションを持った方向と反対方向へいきます。
だから自分の考えの逆のポジションを持った方が良いのかと考えてしまいます。
どう思いますか?
ちなみに見ている時間足は日足、4時間足、1時間足、15分足、5分足、1分足と幅広く見ています。
損切りは10pipsで利益確定は30pipsを目安に考えています。
回答
負けが連続してちっとも勝つことが出来ない。
常に逆行するというのはFXをやっている人なら、誰でも経験することだと思います。
過去の記事にも書いたような気がするのですが、逆行する時に思ったことがあります。
それは自分がエントリーをした時に逆行したと思うことはよくありましたが、後から検証してみるとエントリーポイントが悪かったことに気づきます。
つまり「買っても売っても負けているポイント」だったということです。

一例ですので大雑把な図ですが、上記のチャートの赤丸辺りで「買い」エントリーを行ったとします。
その後逆行をしてしまい、青丸で損切りにかかったとします。
その際に「また逆行したよ!」と思います。
普通の人はそれで終わってしまいます。
ところがチャートをのちに分析してみるとエントリーポイントが悪いことに気づきます。
先ほどの例ですが、赤丸で「買い」を行い失敗していますが、赤丸で「売り」を行っていればうまくいっていたのでしょうか?
上記のチャートは大げさに書きましたが、赤丸地点で「売り」を行っても青丸辺りでは利益幅が少ないと判断してポジションを持ち続けた場合に黄色丸辺りで損切りになることもあり得ます。
つまり「買い」「売り」どちらのポジションを持ったとしても逆行をしていることになります。
「買い」「売り」どちらもダメということはエントリーしてはいけなかったということになります。
これにはどのくらいの時間ポジションを持ち続けるかにもよります。
上記赤丸で「買い」を行い、リスク管理を十分にしたのち、長く持ち続けるトレードをする人は黄色丸で利益をあげることが出来ることもあります。
よってトレンドを狙うのか、レンジを狙うのかをはっきり決めた方が良いでしょう。
トレンドが出たと思ってエントリーをしたところ、レンジだったということはよくあります。
見る時間足に関しても一つの時間足しか見ない人、多くの時間足を見る人など様々なため正解はないのですが、大きな流れを確認するのは大事だと思います。
決済をするタイミングは、節目、金額、時間と様々なため先ほどと同じく正解はないのですが、何回も止められている場所や、キリ番などは意識しておいたほうが良いと思います。
次にどれくらいの期間でどのくらいのエントリーをしているのかはわかりませんが、回数が多くなると負けは増えていくことになります。
よって回数を減らすことが良いかと思います
そして、損切り幅と利益幅は一律に○○pipsと決めてしまうのではなく節目、キリ番、時間などを意識し、トレーディングストップなどを利用するのも良いかと思います。
さらにエントリーの際に大きな時間足のままエントリーするのか、短い時間足に変えてエントリーをするのかはお好みになると思います。
まとめ
勝てない状況から抜け出すためには、トレードのポイントを絞り込むことが重要です。
エントリーポイントの検証やトレンドとレンジの見極め、さらにはエントリー回数の減少といったアプローチが効果的です。
また、損切り幅と利益幅の設定も注意が必要であり、節目やキリ番、時間決済、トレーディングストップなどを意識することで利益を最大化できます。
さらに、見る時間足に正解はありませんが、長期足で大きな流れをつかむことは大事なことです。
成功への道は一つではありませんが、これらのポイントを押さえることで勝率を向上させることができるでしょう。
忍耐と努力を持ちながら、自分に合った戦略を見つけていきましょう。
FXでのトレードにおいて、勝利を掴むための道は開かれています!
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