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一目均衡表の雲+遅行スパンを使った手法!

一目均衡表の雲+遅行スパンを使った手法!

一目均衡表の雲と遅行スパンを使った短期トレードにも有効な手法が存在します。

一目均衡表の雲に関しては一般的な設定と少し異なる点があります。

どのような手法か紹介します。

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一目均衡表「雲」の設定の違い

一目均衡表の雲+遅行スパン

まず上記が一目均衡表の雲と遅行スパンを表示させたものになります。

こちらはパラメーター等は変えておらず一般的なものとなります。

スパンモデル

上記が今回ご紹介する手法で一目均衡表の「雲」の位置が少し違います。

「雲」は本来ですと26日分先行させて表示させますが、上記では先行させず現在の位置までずらしてあります。

一般的には「スパンモデル」と呼ばれているものです。

一目均衡表は、この先の動きを予測しますが「スパンモデル」の場合は現在の動きを見るのに適しています。

スパンモデルの設定

お使いのFX業者に「スパンモデル」がインジケーターで標準で入っている所もあります。

MT4をお使いですと最初からは入っていないため、検索してダウンロードしてください。

ダウンロードして使用する場合に設定を自分でする必要は特になく、そのままで良いかと思います。

なお「スパンモデル」は上記のように遅行スパンが入っているパターンと雲のみの場合がありますので、雲のみだった場合は遅行スパンも表示させてください。

なお遅行スパンも設定値は初期設定の「26」で良いと思います。

一目均衡表の雲+遅行スパン(スパンモデル)を使った手法!

基本的な判断は簡単です。

雲の部分が青色の時は「買い」を検討する、赤色の時は「売り」を検討するというのが基本です。

さらに青ラインが赤ラインを上抜ければ「買い」優勢、赤ラインが青ラインを上抜ければ「売り」優勢となります。

なお上抜け、下抜けにならず青、赤ラインが一直線上に並んだ時もシグナル点灯と考えます。

つまり雲の色が変わったと判断をします。

相性の良い時間軸を見つけよう!

相性の良い時間軸を見つけよう!

まずは時間足を変えながらスパンモデルと相性の良い時間軸を見つけるのが良いでしょう。

相性の良いとは上記のようなチャートです。

同じ色が出続けており、かつ青線の上付近をずっと推移しているような状況です。

仮に一度落ち込んで、赤いラインにタッチしてもまた復帰していれば問題はありません。

なお時間足に関して開発者の方は、スパンモデルの場合にデイトレードですと5分足か1分足を見ることが多いようです。

特に1分足は最強とおっしゃっています。

普通ですと短期足は「ダマシ」が多くなると言われていますが、スパンモデルの場合は短い時間足は使いづらいということはないということです。

遅行スパンを併せて使う

スパンモデルにさらに遅行スパンを加えることによってさらに威力を増すことでしょう。

遅行スパンの設定値は「26」です。

エントリータイミングとしては、遅行スパンがローソク足を下から上抜けすれば「買い」を検討する。

遅行スパンがローソク足を上から下抜けすれば「売り」を検討することになります。

ただローソク足の上抜けと下抜けのみですと「ダマシ」の可能性もあることから、雲を抜けたこともエントリー判断に加えても良いと思います。

押し目買い、戻り売りポイントを見逃さない!

押し目買いポイント

次に押し目買いポイントを狙うようにしましょう。

押し目買いポイントとしては、上記の黄色丸で示したような、青線で反発して上昇していくか、多少食い込んだとしても復帰して戻っていったポイントとなります。

下降トレンドの場合は逆にして考え、戻り売りポイントを見つけてください。

レンジ相場でも可能

難しいのでおすすめはできませんが、スパンモデルはレンジ相場でも利用が可能です。

レンジの判断としては遅行スパンを使います。

遅行スパンがローソク足に絡んでいる時はレンジのサインですので、この場面で今までの逆を行います。

買いサイン(青雲ゾーン)で「売り」です。

売りサイン(赤雲ゾーン)で「買い」です。

利食いのタイミングは?

利食いのタイミングとして簡単でわかりやすいのが、雲の色が変わったら利食いです。

これが一番分かりやすい指標です。

ただ1分足、5分足ですと有効ですが、1時間足以上になりますとサインが出るのが少し遅くなります。

よって1時間足以上の場合は別の利食いタイミングを見たほうが良さそうです。

ポイントとなるのが青線となります。

買いポジションを持っていて青線を食い込んで来たら、利食いを検討するか、ポジションを減らすことを検討しても良いかもしれません。

利食いタイミングまとめ

「買い」ポジションの場合で説明しています。

短期

ローソク足の終値が青線の上で推移しているかで判断。

ローソク足の終値が青線に食い込んで来たら利食いを検討する。

中期

遅行スパンが雲を上抜け下抜けで利食いを判断する。

またローソク足終値と遅行スパンが絡みだしたら、トレンドが終わりの可能性があるので利食いを検討する。

長期

赤線で判断をします。

赤線が上向きなら上昇トレンド継続中。

下向きなら下降トレンドに移行したかもしれないので利食いを検討する。

スーパーボリンジャーと併せて使う!

今回紹介している一目均衡表の雲+遅行スパン(スパンモデル)はスーパーボリンジャーと併せて使用するとさらに効果が高くなります。

スーパーボリンジャーで大きな動きを把握して、一目均衡表の雲+遅行スパン(スパンモデル)を利用し、短期足で利益を狙うというものです。

デイトレードの場合

一例ではありますが、デイトレードの場合はスーパーボリンジャーの1時間足を見て大きな流れを把握。

スパンモデルの5分足、1分足でエントリーを検討する。

2~3日ポジションを持つ場合

スーパーボリンジャーの日足で大きな流れを確認、スパンモデルの1時間足でエントリーを検討する。

数日~数週間ポジションを持つ場合

スーパーボリンジャーの週足や月足で大きな流れを確認。

スパンモデルの日足でエントリーを検討する。

なおスーパーボリンジャーに関しては別記事を書いていますので、そちらをご覧ください。

ボリンジャーバンドと遅行スパンを組み合わせた手法!

まとめ

最後にスパンモデルのシグナルが出た時のエントリーのコツがあります。

青線が赤線を上抜けした時は「買い」エントリーを検討する、赤線が青線を上抜けした時は「売り」を検討すると述べました。

ですが、基本的には青線が赤線を上抜け、赤線が青線を上抜けした段階ではトレンドが出たと判断はできません。

その後のローソク足の動きにも注意をする必要があります。

上昇相場の場合ローソク足が新たに高値を、下降相場の場合ローソク足が新たに安値を付けにいくようならトレンドが出だしたと判断し、エントリーを検討してみても良いでしょう。

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