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ペナントの種類とエントリーポイント解説!

ペナントの種類とエントリーポイント解説!

FXのチャートパターンでペナントと呼ばれるものが存在します。

そしてペナントの種類として上昇ペナントと下降ペナントの2種類がありますが、それぞれどういった意味があるのでしょうか?

これを利用してどのようにトレードに活かしていけばよいでしょうか?

解説していきたいと思います。

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ペナントの種類①:上昇ペナントとは?

ペナントの種類①:上昇ペナントとは?

黒線がローソク足です。赤線が上値抵抗線と下値支持線になります。

上記のようなチャートの形は上昇ペナントと呼ばれ、上がったり下がったりがありながらも全体的に値幅を狭めていくように見えます。

ですが売る側の力が弱まり、一気に買いが優勢となる可能性の高いチャートパターンとなります。

そして少しでも買いが優勢になると、みんな揃って買いを入れるため一気に上がるのです。

このチャートパターンは注意してよく見ているといたるところで見られます。

ただ必ずしも上に抜けるとは限りません。

全体的には値幅が狭まってきているため、一度どちらかにブレイクしてからエントリーを検討するほうが安全です。

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上昇ペナントからのエントリーポイント

上昇ペナントからのエントリーポイント

エントリーポイントは上昇ペナントを抜けた直後、上記のチャートで言うとピンク丸が最初の候補です。

ですがここでエントリーをしてしまうと「ダマシ」にあう危険性もあります。

この場合の「ダマシ」とは一度、上値抵抗線を突破したと見せかけてペナントの中に値が戻ってくることを言います。

よって一度下がり再上昇するポイント、いわゆる押し目を狙うのがよいでしょう。

上記の青丸あたりです。

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ペナントの種類②: 下降ペナントとは?

ペナントの種類②:下降ペナントとは?

黒線はローソク足を表わしています。赤線は上値抵抗線と下値支持線になります。

上記の図のように徐々に値幅を狭めている場合、これは下降ペナントと呼ばれるチャートパターンとなり、その後は下がる可能性の高いパターンとなります。

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下降ペナントからのエントリーポイント

下降ペナントからのエントリーポイント

エントリーポイントは下降ペナントを抜けたピンク丸辺り、もしくは一度戻り目を待った青丸辺りがおすすめです。

上昇ペナントと同じくピンク丸でエントリーを狙う場合は「ダマシ」に注意しましょう。

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ペナント出現時の大衆心理

チャートパターンのペナントが出現するということは、投資家が「買い」か「売り」かどちらにしようか迷っている状態を表わしています。

どちらが優勢か判断がついていない状態です。

そして三角形で表されるように、徐々に先細りしていくというのは「買い」か「売り」かの判断がつかないため様子見をしていると考えることができると思います。

様子見をしている→つまりどちらかに動くまでエントリーをせずに待っている状態です。

よって売買量が少なくなり先細りをした三角形の形をするものと思われます。

そしてどちらかに動きだした時に、一気にそちらの方向へ進む可能性が高いことから、それまではジッと待ちに徹する方が良いと思われます。

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損切り位置はどこら辺が良い?

損切り位置(上昇ペナントの場合)

損切り位置に関しては、いくつかの候補が存在します。

最初に上昇ペナントを例にしますとピンク丸、もしくは青丸で「買い」エントリーをしたとします。

その際の損切り位置の候補としては直近安値の少し下、つまり上記のチャートで言うと黄色線、もしくはペナント内での一番安値の少し下(ピンク線)が候補となります。

もしくは「買い」エントリーをしたのに価格がペナント内に戻ってしまった場合も、その時点で損切りをするのもありだと思います。

どの損切り位置にするかは正解はなく、資金量、時間帯、相場の勢い、ご自身の好みなどで決めてみると良いでしょう。

損切り位置(下降ペナントの場合)

続きまして下降ペナントの場合の損切り位置の候補の紹介です。

こちらも先ほどと同じくピンク丸、青丸あたりで「売り」エントリーをしたと仮定します。

その際に損切り位置の候補としては直近高値の少し上辺り(黄色線)、もしくはペナント内での一番高値の少し上辺り(ピンク線)が候補となるでしょう。

もしくは「売り」エントリーをして、その後は下に行くことを想定していたのに価格がペナント内に戻ってきてしまった場合も損切りの候補となります。

この場合の根拠としては当初想定していた動きと異なったため、早めに損切りを行い次に備えるということになります。

早めに損切りを行うことにより損失を少なくするメリットがあります。

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注意点

チャートパターンのフラッグ型と違い、ペナント内での逆張りはおすすめしません。

理由としては、ペナント型の場合は値幅がどんどん小さくなっていくため利益を上げるのは難しいためです。

またペナントかと思い逆張りをしたら実はフラッグ型だったということもあり、思惑と逆に行き損失が出てしまう可能性もあるからです。

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まとめ

上昇ペナントとは値が上がったり下がったりがありながらも値幅をどんどん狭めていき、均等型の三角形を形成したように見えた後に、三角形を上抜けしていく形をいいます。

下降ペナントとは値が上がったり下がったりがありながらも値幅をどんどん狭めていき、均等型の三角形を形成した後に下抜けをしていく形をいいます。

上昇ペナント、下降ペナント共にエントリーをする際は、三角形を突破後に一度押し目、戻り目を待った方が安全だと思います。

ペナントは徐々に値幅を狭めていく形のため、ペナント内での逆張りは難しくおすすめはできません。

なお今回ご紹介したケースは上値、下値が徐々に狭くなっていく均等型のパターンとなります。

似たようなパターンに上値が徐々に切り下がってはいきますが、下値は切り上がらず同じような所を動くパターンや下値が徐々に切り上がるが、上値が切り下がらないパターンも存在します。

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