
海外FX口座で日本でもっとも人気のある業者は、恐らく「XM(XMTrading)」でしょう。
クレジットカードを利用して入金処理ができることや、レバレッジも最大で1000倍というのが魅力です。
そんな 「XM(XMTrading)」 でトレードをする際に注意しなくてはならない点(禁止事項)をまとめてみました。
「XM(XMTrading)」 の規約は英語でかかれているため分かりにくいかと思います。
よって当サイトで分かりやすく解説してみたいと思います。
禁止事項7選!
複数口座を利用しての両建て
同一の口座で両建てを行うことは問題ありません。
ですが禁止されている両建ては複数の口座を利用しての両建てとなります。
もう少し詳しく解説していきます。
複数のXM口座を利用しての両建て
XM(XMTrading)では現在の所、一つのアカウントで8つの口座を持つことができます。
これによりいろいろな用途に合わせて口座を使い分けることができるのですが、この複数の口座を利用して両建てを行うことは禁止となっています。
理由としてはXM(XMTrading)にはゼロカットというシステムがあることと関係しています。
日本のFX業者では資金がマイナスになった場合にマイナス分の支払いもしなくてはなりませんが、 XM(XMTrading)ではマイナス分を支払う必要がありません。
これはXM(XMTrading)を利用する際の非常にありがたいシステムなのですが、これを悪用されないように複数口座での両建て禁止となっています。
例えば一つ目の口座で100,000円の「買い」、二つ目の口座で100,000円の「売り」、つまり両建てを行ったとします。
その後、一つ目の口座で利益が出て100,000円→300,000円になったとすると、 二つ目の口座では100,000円→-100,000円 になっています。
日本のFX業者ですと二つ目の口座の-100,000円 の支払いをしなくてはなりませんが、XM(XMTrading)の場合ゼロカットシステムが採用されているため、マイナス分の支払いをする必要がありません。
つまり、二つ目の口座では手持ちの資金100,000円がなくなっただけで済んだことになるのに、一つ目の口座では利益が+200,000円出ている状態となっています。
つまり両建てをすることにより「一つ目の口座の儲け+200,000円」-「二つ目の口座の元本100,000円(ゼロカットシステムのためマイナス分の支払いはなし)」= +100,000円 の利益が出たことになります。
このように複数口座の両建てを認めてしまうとほぼ永久に儲けることができ、FX業者として成り立たなくなってしまいます。
以上の理由から複数口座の両建ては禁止事項となっています。
XM口座と他のFX業者の口座を利用しての両建て
他の海外FX業者を利用して両建てをする行為も、先ほど述べた理由と同じで禁止となっております。
海外のFX業者はゼロカットシステムを採用していることが多いことから、悪用されるのを防ぐためです。
なお他のFX業者との両建てはバレないのでは?と考えるのはやめたほうがよいです。
利用している取引ツールにはログが残るからとも言われていますが、詳しい仕組みは不明です。
何らかの不正行為を発見するシステムがあると思われますので、必ず分かってしまうようです。
仲間を集めて複数人での両建て
これも先ほどまでに述べた理由と同じで、ゼロカットシステムの悪用を防ぐための禁止事項となっております。
裁定取引(アービトラージ)
裁定取引(アービトラージ)とはFX業者間での少しの価格の違いを利用して利益を出す方法です。
一例ですが、あるFX業者で「買い」方向へ金額が動いたとします。
この時に金額の動くスピードが業者ごとに若干のズレが生じる場合があります。
つまりもう一つの業者では「買い」方向へ動くのが微妙に遅くなる場合もあり、その差を利用して利益を出そうとする行為を裁定取引(アービトラージ)と呼びます。
また、大きく動いてはいなくても業者ごとに少しだけ価格の違うことがあります。
2社のレートに差が開いていてもいずれは同じになると思われることから、その差が埋まるのをねらって早いタイミングで売買を行う方法です。
この裁定取引(アービトラージ) にもいくつかの種類があり、スワップポイントをねらったもの、他の業者間での裁定取引(アービトラージ) 、両建てを使った裁定取引(アービトラージ) 、その他など全て禁止となっております。
窓開け、窓埋めのみをねらったトレード

「窓」とは上記チャートの赤丸部分のように、ローソク足とローソク足の間が空いてしまう現象をいいます。
「窓開け」とも呼ばれます。
FXの場合、この現象が起きるのは主に月曜日の朝です。
FX業者は土日休みのため、金曜日(土曜日の早朝)にチャートの動きが止まります。
そして土日になんらかのニュースにより売買の注文が入っていることもあり、月曜日の朝の営業開始時刻には先週の終了の位置から離れてスタートすることがあります。
その時に上記のような「窓」となって表示されます。「窓」は基本的には埋まる方向へ動くことの多いことから「窓埋めトレード」は、よく利用される手法です。
XM(XMTrading)ではこの「窓」を埋める「窓埋め」のみをねらった手法を禁止しているようです。
ただこの場合一回でダメになってしまうわけではなく、「窓埋め」のみしかトレードをしない状態が続いていると規約違反の扱いになる可能性があるとのことだそうです。
AI(人工知能)を使ったトレード
通常の自動売買システムやEAを利用したトレードは何も問題はありません。
ただAI(人工知能) したものは禁止となっております。
高速でのトレードが可能になってしまうと、FX業者のシステムに極度な負荷がかかってしまうためです。
経済指標が発表された時のみハイレバレッジでトレードをする行為
先ほど紹介した「窓埋め」と同じで、経済指標が発表された時のみハイレバレッジでトレードをすることは禁止となっています。
経済指標は大きく値が動くこともあり、その時だけをねらってトレードを行うと資金が大きくマイナスになってもゼロカットシステムによりマイナス分は支払わなくて良いことが関係しています。
つまり、ゼロカットシステムの悪用と判断される可能性があるということです。
ちなみに経済指標発表時のトレードが禁止されているわけではありません。
接続の遅延やレートエラーを利用して利益を上げようとするトレード
世界的に大きなニュースが入った時は、FX業者のシステムに注文が殺到することがあります。
その際にXM(XMTrading)側の接続の遅延などにより表示させたい価格が表示されていない場合があります。
このような接続遅延、表示のエラーを悪用して利益を上げようとする行為も禁止となっています。
意図的にFX業者側のエラーを引き起こそうとする行為も当然ながら禁止です。
ボーナスやポイントを不正取得する行為
個人情報を偽造して新たにボーナスをもらう行為や、ボーナスやポイント目当てに友人、知人、家族名義で勝手に口座開設する行為は禁止です。
入出金の様子から不正かどうか分かるようです。
ですが、友人、知人、家族の方が普通にトレードを行うために口座開設をすることは何も問題はありません。
禁止事項を守らなかったらどうなるの?
どのような規約違反をしたのかにもよりますが、その後の処置はXM(XMTrading)側の判断によります。
ですが、悪質な場合は利益の没収、出金の拒否、口座の凍結などが考えられます。
XM(XMTrading)は日本のFX業者にないメリットがたくさんあります。
ルールをきちんと守り、トラブルのないようにしましょう!
許可されている取引はどんなものがあるの?
スキャルピング
スキャルピングとは短期で売買を行い、小額の利益を積み上げていくトレードスタイルとなります。
一部のFX業者ではサーバーに負担がかかるという理由から、スキャルピングを禁止しているFX業者も存在します。
ですがXM(XMTrading)では禁止となっておりません。回数にも制限はないためスキャルピングを得意としている方には良いかもしれません。
ただXM(XMTrading)はスプレッドが広めなため、スキャルピングメインの方は「ゼロ口座」が推奨されています。
経済指標発表時のトレード
経済指標が発表された時のトレードも禁止はされておりません。
ですが、スプレッドが広がる傾向にあること、スリップページが発生する可能性が高いことからトレードをする際は注意が必要です。
EA(自動売買)を利用したトレード
自動売買システムとは自分で売買を行わなくても、ある条件になった時に自動で売買を行うようにプログラムされた仕組みのことです。
これを利用することにより、自分の感情が入らず機械的にトレードを行うことができます。
仕事や食事中でも、チャンスを逃さずトレードが出来るかもしれません。
XM(XMTrading)ではEA(自動売買)を 利用してトレードを行うことが可能です。
まとめ
禁止事項として、
- 両建て
- アービトラージ
- 窓埋めのみをねらったトレード
- AIを使ったトレード
- 経済指標発表時のみのハイレバトレード
- 接続遅延等をねらった悪質なトレード
- ボーナスやポイントの不正取得
などをご紹介しました。
以上が守られない場合は、出金拒否や口座凍結の可能性もあります。
ルールを守り、日本のFX業者にない魅力を活かしてトレードを楽しみましょう!
口座開設は無料です。→XMTrading
なおXMではFXのみでなくCFDの取り扱いもあります。
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