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FXトレーダー必読!ナンピンのメリットとデメリットを徹底解説

FXトレーダー必読!ナンピンのメリットとデメリットを徹底解説

FXトレードにおいて、ナンピンという手法が存在します。

この記事では、ナンピンとは何か、そのメリットとデメリットについて詳しく解説します。

ナンピンは一部のトレーダーにとって非常に有効な手法ですが、注意が必要なポイントもあります。

しっかりと理解して、自身のトレード戦略に取り入れる際の判断材料として活用しましょう。

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ナンピンとは?

ナンピンとは、損失を被ったポジションに対して追加エントリーを行うことで、損失を回復しようとするトレード手法です。

つまり、逆に価格が動くことを期待して、同じ方向への新たなトレードを追加することで、ポジションを平均化し利益を最大化しようとする手法です。

ナンピンのメリット

ナンピン手法には以下のようなメリットがあります。

リスク分散とポジション平均化

ナンピン手法は、リスクを分散させることができます。

初めのエントリーで損失を被った場合でも、追加エントリーによりポジションを平均化することで、損失を回復しやすくなります。

追加エントリーチャンスの活用

ナンピン手法を使用することで、価格が逆方向に動いた場合でも、それを逆手に取り、追加エントリーのチャンスを得ることができます。

相場の転換点や反転のサインを見逃さず、より有利なポジションを構築できるでしょう。

損失の回復と利益の最大化

ナンピン手法は損失の回復を目指すだけでなく、利益を最大化することも可能です。

価格が予想通りに動いた場合には、複数のエントリーにより利益を積み上げることができます。

ナンピンのデメリット

ナンピン手法には以下のようなデメリットがあります。

追加リスクの増大

ナンピン手法は損失の回復を目指すものですが、追加エントリーによりリスクが増大します。

価格が逆方向に動いた場合、追加ポジションも損失を拡大させる可能性があります。

マーケットの逆転による損失拡大

ナンピン手法では、価格が逆方向に急変すると大きな損失が生じることがあります。

相場の予測が外れた場合には、損失を抑えるために追加ポジションの管理が重要となります。

心理的な負担とトレードプランの乱れ

ナンピン手法は心理的な負担を伴います。

連続的な損失や逆方向の動きによってトレーダーの心理が揺れ動くことがあります。

また、計画的なトレードプランの乱れも生じる可能性があります。

ナンピンの成功のためのポイント

ナンピン手法を成功させるためには以下のポイントに注意しましょう。

厳密なエントリールールの設定

ナンピン手法では、明確なエントリールールを設定することが重要です。

価格の変動やトレンドの確認、サポート・レジスタンスレベルの把握など、信頼性の高いエントリーポイントを設定しましょう。

適切な資金管理の実践

ナンピン手法はリスクが増大するため、適切な資金管理が欠かせません。

リスク許容度に基づいてポジションサイズを決定し、損失が資金全体を圧迫しないようにしましょう。

マーケットのトレンドとの整合性の確認

ナンピン手法を適用する際には、マーケットのトレンドとの整合性を確認することが重要です。

トレンド転換点や反転サインを見逃さず、より有利なタイミングで追加エントリーを行いましょう。

ナンピンの実例

FXを勉強しているとたくさんの分からない言葉がでてきます。今日はナンピンという言葉の説明です。

ナンピンとは現在のトレンド方向とは逆の売り買いを繰り返していく行為のことですが、図で説明する方がわかりやすそうなので図で説明します。

まずは下の図をご覧ください。(米ドル/円と仮定します。)

ナンピンの説明

チャート見ていて、円安になると予想しました。1ドル100円の所で買いを入れたとします。(Aの地点)、ですが予想に反して下がってきました。

本来なら損切りをしたい所ですが、今回はナンピンの説明のため、そのまま粘ることとします。元に戻ってくれることを期待します。

チャートを見ていると、どんどん下がって行き含み損が増えていきます。この場合、含み損を解消するには1ドル100円まで戻ってくれないといけません。

ですが、どんどん下がっていくため戻るまでには時間がかかりそうです。戻らないかもしれません。焦りが募ります。よって今回ナンピンをしてみることとします。

一例として1ドル99円まで下がった時点で「買い」を入れます。

それにはどういう意味があるのかと言いますと、最初1ドル100円で1万通貨買っていたとしますと・・・(今回は計算を簡単にするためにレバレッジはかけないとします)

1ドル100円×1万通貨=1,000,000円

1ドル99円×1万通貨=990,000円

(1,000,000円+990,000円)÷2=995,000円

995,000円÷1万通貨=99.5円=99円50銭

ということで1ドル100円の所(A)で買うのみですと、含み損を抱えた場合プラスマイナス0にするには、1ドル100円の(A’)まで戻ってくれないといけません。

ですが、今回のようにナンピンを行い(Bで買い)を行うことによって99円50銭(B’)まで戻ればプラスマイナス0になるということです。

つまりプラスマイナス0になるまでが少し早くなるということです。これを3回とか4回とか繰り返せば戻った時、より早くプラスマイナス0になるわけです。

という理由からナンピンは利用されます。

ですが注意点です。FX初心者にはこのナンピンをおすすめしません。上記の例は為替が元に戻った例ですが、戻らなかった時のことを考えてください。

何回も買いをいれているため大損してしまいます。全財産失うかもしれません。

よって基本通り損切りをするようにしましょう。

まとめ

FXトレーダー必読!ナンピンのメリットとデメリットを徹底解説しました。

ナンピン手法はリスクと利益を伴う手法ですが、適切な使い方によって効果的に利益を最大化することができます。

リスク分散や追加エントリーチャンスの活用など、ナンピン手法のメリットを活かすためには正確なエントリールールや適切な資金管理が必要です。

一方で、追加リスクの増大やマーケットの逆転による損失拡大には注意が必要です。

ナンピン手法の成功には、マーケットのトレンドとの整合性を確認することも重要です。

FXトレーダーの皆さんは、この記事を参考にしながら自身のトレード戦略にナンピン手法を取り入れ、リスクを最小限に抑えつつ利益を追求しましょう。

冷静な判断と計画的なトレードが成功のカギです。

ナンピン手法を使いこなして、トレードスキルを向上させましょう!

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