
現在人気の仮想通貨、市場規模はどんどん拡大をしております。2017年度には1500億ドルを超え、今後も伸びていく市場と言われております。
ではこの仮想通貨市場とFX市場ですが、なにか関りはあるのでしょうか?調べてみたいと思います。

上記のチャートはドル円の週足です。これを見る限りレンジです。
高値と安値の差はだいたい10円~14円くらいで、長い期間同じところを行ったり来たりしているのが分かります。

続きまして月足も見てみたいと思います。黄色線を基準に見てみると三角持ち合いを形成しているように見えます。
赤線を基準に見てみると上昇ペナントを形成しているように見えます。
いずれは円安方向へいくかもしれませんが、かなりの長い間同じような価格帯を行き来していることがわかります。
FRBによる利上げが行われているにもかかわらず、ずっと長い間ドル円は上値が重い状態が続いています。
これはどういうことなのか?ということですが、もちろんいろいろな要因があるかとは思いますが、その一つに今回のテーマである仮想通貨が関係している可能性があります。
本来ですと利上げがされた場合は、投資家の間では金利が上がるのでドルを買っておこうという心理が働きます。
多くの人がそう思うことによって、さらにドルが買われ円安ドル高に動くはずです。
ですが先ほどの週足、月足を見る限り、長い間たいして円安方向にトレンドは出ていません。
これは今までですとドルを購入する資金として使われる予定だったお金が、仮想通貨市場に流れているからとも言えます。
最初に述べたように仮想通貨の市場は2017年度には1500億ドルに達して、さらに伸びていくようです。
この仮想通貨市場に流れた資金のため、ドルは上値が抑えられているとも考えられます。
まだまだこれからどうなっていく市場なのかはわかりませんが、為替市場に影響を与えるかもしれないということで、仮想通貨市場に気をかけておくことも大事かもしれません。
コメント