
FXの業者選びは重要です。
手数料が安い、使い勝手がよいなども大事な要素ではありますが、一番大事なのが自分の大切なお金を預けることになりますので、FX業者の財務基盤を確認することです。
もし万が一FX業者が業務を何らかの事情で急にやめたり最悪倒産でもしてしまったら大変です。
では具体的にどういうところを見ていけばよいでしょうか?簡単ではありますがご紹介します。
信託保全があるかどうか?
信託保全とは、FX利用者から集めたお金をFX業者の資産とは別にして管理と保管をおこなうことをいいます。
主に信託銀行など第三者機関に預けて管理をおこないます。
まずこの信託保全のない業者を選ぶのはやめた方が良いかと思います。
もし万が一FX業者が倒産をしてしまったら預けていたお金は返ってくる可能性は低くなります。
ですが信託保全をしている業者なら、まず私たちが預けているお金の返還を求めた場合、手数料やFX取引における損が出た分を差し引いて返還をしてもらえます。
それにFX業者が倒産したり、FXに関する業務を急に辞めたとしても、私たちが預けたお金はしっかりと守られています。
自己資本規制比率をみよう!
安全なFX業者かどうかを見極めるのには、利用しようとしている会社の財務状況を確認しなくてはなりません。
そのためにはこの自己資本規制比率を見るのが良いです。
金融庁はこれに関して義務付けをしているのですが、その比率は120パーセントとなっておりこれを下回ってはいけないとなっております。
ですので120パーセントを下回っておらず、より高いほうが良いでしょう。
カバー先金融機関の確認
FX業者は、われわれ顧客との取引によりリスクが出たときに、それを解消するため主には海外の金融機関になるのですが取引を行っています。
そのFX業者自身が取引を行っている金融機関のことを、カバー先金融機関というのですが、このカバー先金融機関についても信用度が調べられたら調べておきましょう。
金融先物取引業者の登録があるか
現在のFX業者には「金融先物取引業者」としての登録が義務付けられています。
この「金融先物取引業者」の登録の確認はホームページ上で分かりますので、しっかりと確認をするようにしましょう。
まとめ
以前には電話、直接訪問などでしつこく勧誘。広告に必ず儲かります!みないな文言がある。
解約をなかなかさせてくれない。利益分のお金をなかなか振り込んでくれない。
などの悪徳な業者がありました。
ですが2005年の金融先物取引法の改正で投資家が法的に保護されたため、悪い業者はどんどん淘汰されていきました。現在は信用力のある会社しか生き残れなくなっています。
ですが最後は自分の目でしっかりと確認をして良いFX業者で口座開設をしましょう!
コメント