
FXで、まだあまり勝てていない人、資金が増えていかない人にはある特徴があります。それをいくつか挙げてタイトル通り、負けを減らす方法について考えてみましょう。
まず今回のタイトルですが、FXにおいて勝つ方法を述べるわけではありません。負けを減らすにはどうするのかについての解説となります。
といいますのは、勝率を上げるというのは結構難しく、7割くらいの勝率を維持するというのはなかなか大変だと思います。
普通の方はだいたい5割前後を、行ったり来たりではないでしょうか?機関投資家の方でもだいたい6割くらいの勝率と聞いています。
よって勝率を上げて利益を積み上げていくという考え方ではなく、一回の勝ちで大きく取るという考えの方が良いと思われます。
それには無駄な負けを減らすことが重要と考え、今回のタイトルにしてみました。無駄な負けを減らすにはポイントは3つです。
・エントリー回数を減らす
・損切り幅を少し広めに考える
・エントリー位置を他人と少しずらす
一つ一つ見ていきたいと思います。
エントリー回数を減らす
エントリー回数が増えると勝率はどんどん下がって行く傾向にあります。
エントリー回数が極端に多くなったのに勝率が上がっている場合は、チキン食いをしているか損切りをせずに塩漬けしているかという場合があります。
FXをやる目的というのは資金を増やすことにあり、エントリー回数を増やしてゲーム性を味わうことではない方が大半だと思います。
よってエントリー回数を減らせるように「ここぞ!」という時をねらってエントリーをする方が良いと思います。
具体的にはノイズの多い短期足は極力使わず、長期足を利用したトレードにすることが挙げられます。やはり大きな流れについて行くほうが勝ちやすいということがあります。
大きい流れが「上」でも短期足では上下に頻繁に動きを見せますが、どう動くかわからないため負ける可能性が高まります。
よって勝てるようになるまでは、スイングトレードをおすすめします。
損切り幅を広めに考える
これは先ほど述べたスイングトレードをおすすめしますというのに通じるものがありますが、損切り幅が狭すぎるとなかなか勝つのは難しいかと思います。
損切り幅が狭い場合のメリットとしては、損失を少なくすることが出来る点が挙げられますが、その分上下の動きに振り回されたときに簡単に損切りを食らわされます。
大きな動きに乗っていくのが大前提かと思いますが、その動きの過程で細かい動きを読み取るのはかなり難しく、自分は正直無理ではないのかと思っています。
もちろん損切り幅をただ広く考えるのではなく、ダウ理論などを元に根拠をもって損切り幅を決める必要があります。
そしてリスクリワード1:2以上が必要と考えているため、損切り幅が広すぎると獲得する利益もそれだけ多く取らないといけなくなるため、検証を元に自分にとって最適な損切り幅を決めていただきたいと思います。
エントリー位置を他人と少しずらす
これは過去の記事のどこかでも書いたのですが、FXでは9割くらいの人が負けると言われています。
つまり普通の人が、普通に考えてエントリーできると思ったポイントでエントリーを繰り返していると最終的にほとんど勝てていないということになるということです。
よって他の人とエントリーポイントをずらす必要があります。
これに関しては普通の人より前にずらす人、後にずらす人などそれぞれですが、エントリーポイントを前にずらすのは先を読む力がないとかなり難しいと思います。
よって普通の人がエントリーをして、損切りにあった辺りでのエントリーを検討することとなります。
あとは自分がエントリーする際に「買い」を行ったとしますと、この後は上昇していくシナリオを考えているとは思いますが、この時点で「売り」ポジションを持っている人の気持ちを考えてみるのも良いかもしれません。
そのことにより「買い」が必ずしも正解ではなかったとことに、さらにはエントリーポイントもほんとは違っていることに気づくかもしれません。
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