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FXにおける強制ロスカットとは?

強制ロスカットとは・・・?

FXは証拠金を元にして取引をする金融商品であることから、強制ロスカットと呼ばれるものがあります。

これは一体どのようなものかと言えば、証拠金が一定の割合を割った時には今現在あるポジションを文字通り強制的にロスカットされてしまうという仕組みです。

つまり、本人が望む望まないにかかわらず、損失を確定させられてしまうということになります。

一見すると投資家に不利な仕組みに思えますが、そうではなく逆に損失をいたずらに膨らませないために仕組みなのです。

FXは証拠金を元にレバレッジを利かして大きなお金を動かすので、場合によっては投資元本以上の損失が出てしまうことがあります。

強制ロスカットがなければ、無限に損失が拡大する恐れがあるため、そのようなことにならないように予め一定の維持率を割った時に強制ロスカットされる仕組みが用意されているのです。

ロスカットの水準はFX業者によって異なるため、お使いの業者のロスカットの説明をよく理解しておくことをおすすめします。

その他の注意点として、相場の急変動や週明けに大きく窓を開けた時には、強制ロスカットも間に合わずに投資元本以上の損失が出る可能性があるということです。

一例として100円のところで強制ロスカットされるはずだったのに、大きく値が飛んで90円で値がついたといった場合には、値がついたところで強制ロスカットが発動されるので、投入している証拠金をオーバーして損失が出るということがあります。

強制ロスカットがあるからと、損失が限定される保証があるわけではないので、その点をしっかりと頭に入れておきましょう。

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