
自動売買の2つのタイプ
FXの自動売買には大きく分けると2つのタイプがあります。
1つめは「ストラテジー型」と呼ばれるものです。
これは「移動平均線がゴールデンクロスしたら買い」、「移動平均線がデッドクロスしたら売り」という感じです。
この「ストラテジー型」の特徴として相場の状況に適している場合は利益を上げられます。
ですが状況が変化するとたちまち成績が悪くなるなど、なかなか上手に使いこなすことは難しいかと思います。
そしてもう一つが今回紹介する「ループ・イフダン」です。
これは「自動発注型」のシステム売買となります。
どういうものかもう少し詳しく見ていきましょう。
ループ・イフダンの特徴
難しい知識、経験がいらないということです。
今までの裁量トレードで培った知識を生かしたところではありますが、勝てない人は今までの知識や経験を一度忘れて自動売買に任せてみるというのも一つの方法です。
為替レートが〇銭上、もしくは下に動いたら注文が発注されるというシンプルな仕組みになっております。
この値動きだけが発注条件になっているため難しい知識、経験がいらないということになります。
さらには自分が仕事中、睡眠中などのチャートを見ることが出来ない時でも一度注文を出しておき、その条件が満たされれば自動で売買を繰り返してくれます。
よって手間がかからないという点も「ループ・イフダン」の特徴となります。
中程度~長期でのトレードが向いている
「ループ・イフダン」は相場で大半を占めるレンジ相場の動きをねらってコツコツと運用していくトレードとなります。
レンジ相場はレンジ幅が小さいことが多く、一度に大きく利益を上げることは非常に難しいかと思います。
一度の利益が少ないということは、長くポジションを持ち続け自動発注を繰り返し、利益を積み重ねていかないと資産はなかなか増えていきません。
裁量トレードではなく、機械的な自動発注を繰り返すため、ずっと画面を見続けたりする必要がなく発注を繰り返すことが出来ます。
よって「ループ・イフダン」はコツコツ運用で中期~長期でのトレードに向いている投資戦略となります。
コメント