
ボンド/円(GBP/JPY)について
日本人の個人投資家がFX取引をする際には、対円の取引で高金利通貨に投資をしたいといった傾向が強いようです。
日本が長い間超低金利政策をとり続けているので、金利に対しての渇望感があるものと思われます。
対円で英国ポンドに投資すれば、いわゆるスワップ金利が多く取れるというのがメリットがあります。
英国ポンドは、世界の通貨の中でも主要な通貨のためポンド円取引に関して言えば、ロンドン時間になれば十分な取引量があります。
FXは24時間取引ができますが、東京時間は参加者が少なく利益をとるのが難しいことがデメリットです。
よってロンドン時間の朝9時ごろから、ロンドン時間の夕方4時ごろまでの取引量が多い時間帯が狙い目の時間帯になります。
わかりやすくいうと東京時間の夕方5時ごろから、東京時間の夜中の1時頃までがポンド円取引で、最も参加者の多い時間帯になります。
ボンド/円(GBP/JPY)を扱う際の注意点
ポンド円の変動幅はドル円やユーロ円と比べると、非常に大きいことに留意するする必要があります。
絶対値で1・2倍から1・5倍ぐらい変動してしまいます。
ただ感覚的には、それ以上に激しく動くように感じられポンド円のリスクは値幅を考えると相対的に大きくなっています。
チャートもあまりきれいではなく、トレンドを把握するのも難しく感じるかと思います。
値動きが非常に荒いため短期で利益が上がる可能性もありますが、損失拡大の可能性も高く、ハイリスクハイリターンの通貨といえるかと思います。
ボンド/円(GBP/JPY)を動かす要因
英国の中央銀行であるイングランド銀行(BOE)の金融政策、議事録の発表、また四半期ごとに発表されるインフレレポートなどの直後は相場が大きく動く可能性があります。
また地理的に近いユーロと関りが深く、ユーロ円やユーロドルと近い動きをすることがあります。
さらに油田を英国は油田を有していますので、原油価格と動きが連動することが多いです。
最後に
以上のことを理解したうえで、売買を行うようにするべきでしょう。
売買方法や考え方は人それぞれですから自分に合った方法を工夫して編み出すことが、ベストです。
スワップ狙いでFXを行っている人もいます。
ポンド円はポンドのほうが金利が高くなっていますので、スワップ狙いにはうってつけの通貨といえます。
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