
過去の記事で書いてきた内容では、レバレッジを小さめにしてリスクを減らしましょう。
というような内容を何回か書いた覚えがあります。
やはり安全第一で資金を投入するのが良いと思いますので、レバレッジを小さく、短期でなく中長期でのトレードを心掛けたほうが良いように思えます。
とはいえなるべく短期間で大きく資金を増やしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
その場合どうすれば良いでしょうか?
ちなみにフルレバとはフルにレバレッジをかけることです。
損切り幅を狭くフルレバを行う
レバレッジを仮に国内FX業者の最大で25倍を利用したとします。
この条件で、損切り幅を広めに設定してしまうと損切りにあった時に大きな損失となります。
短期間で大きく増やしたい場合はレバレッジを大きくしないといけませんから、その分損切りまでの幅を狭くして挑戦しましょう。
理想としては10pipsくらいでしょうか?
その場合には手持ち資金が仮に100万円だとして、計算しやすいように1ドル=100円だとしますと損切りにかかっても25000円の損失ということになります。
となりますと、元手の2.5%を失ったこととなります。
1回の損失は2%を理想と考えており、多く見ても5%までが妥当ではないかと思うことから2.5%なら想定内です。
エントリータイミングを計る
損切り幅までは少しの余裕しか持てません。
よって絶妙なタイミングでエントリーをする必要が出てきます。
そうでないと10pipsくらいなら簡単に予想と反対に行ってしまうことがあるからです。
押し目や戻り目を待たずにエントリーをしてしまうと、その分逆行に巻き込まれることになるので、しっかりと押し目、戻り目を待ったほうが良いでしょう。
勝率を上げる
これが出来れば誰も苦労はしません。
ですが短期間で大きく増やし、損切り位置までの距離が狭い場合は勝率を上げる必要があります。
その際には最近のFX業者には未来の動きを予測してくれるもの。
多くのトレーダーの現在の売買ポジションはどのくらいかなどを知ることができるツール。
など役立つものがたくさんあります。
ただなんとなしにトレードを行うよりかは勝率は上がるかと思いますので、参考にしてみるのも良いかと思います。

↑例えばトレイダーズ証券の「みんなのFX」には通貨の強弱や売買比率、価格分布がわかるツールが使えます。

↑例えばセントラル短資FXには「みらいチャート」と呼ばれる過去の動きからAIが未来の動きを予測したツールが使えます。
他にもいくつかのFX業者から現在「買い」「売り」のポジション量などを調べる方法や、損切り位置はどの位置に多いかなどが分かるツールが紹介されています。
これらに関してはまた別記事で詳しく説明できたらと思います。
どのくらい増えるか?
25倍のレバレッジをかけて、手持ち100万円からスタートすると結局の所いつ頃どのくらい増えるかですが、ざっくりと計算すると・・・
利益が出た分を次回の投資に回し(複利運用)さらに勝ち続けたとします。
先ほどの紹介通りに損切り幅10pipsとし、利益幅も10pips、1ドル=100円とします。
そうしますと1回の利益で25000円(2.5%)の利益→その後は複利運用・・・(計算中)
ということで30連勝で資金が倍になります。
100連勝で1千万円を超えますね。
ただ実際には30連勝やら100連勝などはないと思いますので、もう少し時間はかかるかと思いますが、利益幅も10pipsで良いということなので出来そうな気がしてきます。
まとめ
基本的には小さなレバレッジをかけて、長い目で見ないと負けが大きくなり資金が減るように思われる。
ただ短期間で大きく増やしたい場合はレバレッジをフルにかける必要があるように思う。
レバレッジをフルにかけると損切りにかかった時に大きく損失を出してしまうため、損切り幅を小さくする必要がある。
さらに勝率を上げて複利運用を行えば、意外と短期間でも大きく増やせる・・・!?
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