
2020/10/12~16の期間は、ユーロポンドの通貨ペアの取引をしていません。
チャートを後から見ての判断になりますが、エントリーできるポイントはなかったかどうかチャートを分析してみたいと思います。
手法としては基本的なことを駆使するやりかたです。(ボリンジャーバンド、水平線、フィボナッチリトレースメント、ダウ理論、エリオット波動、チャートパターンなど)
ちなみに復習としてユーロポンドを選んだ理由として、この一つ前の記事でユーロ円の検証をしています。
その他のメインの通貨ペアはユーロ円とほとんど同じ動きだったため、違うチャートの形を探したところユーロポンドを見つけた次第です。
ではいきます。
日足分析

ユーロポンドの日足です。
まずは日足の相場環境を確認します。
赤の縦線より右側が今回の検証対象期間(20/10/12~16)となります。
ここをなかったものとして検証していきたいと思います。
まず日足は赤のトレンドラインを引いてみると下降フラッグを形成しているように見えます。
ですが、青のトレンドラインを基準に考えてみると上昇ペナントを形成しているように見えます。
つまり見方によって上に行くと解釈もできますし、下に行くと解釈もできます。これは非常に難しい状況です。
しばらくの間は少しずつではありますが上昇してきていますので「買い」目線で考えることもできますし、直近は下落が続いているので「売り」目線で考えることもできそうです。
目線が統一できない状況ですので他の時間足を含めて判断してみたいと思います。
4時間足分析

ユーロポンドの4時間足です。
赤のトレンドラインを2本引いてみると、4時間足は上昇ペナントを形成しているように見えます。
よっていつかは上昇する可能性が高いのかもしれません。
ですが、かなりの長い時間ゆるやかに下降しているため下目線で考えてみたいと思います。
と、いつもなら上記のような相場環境の分析の元「売り」場を探してエントリーポイントを紹介していたと思いますが、今回は別のやり方にして見たいと思います。

ユーロポンドの4時間足の②です。
別のやり方をやる理由として青丸で示したポイントです。
高さがほとんど同じで高値も安値も更新ができていません。
よって下降トレンドのようにも見えますが、レンジと判断しても良さそうな気がします。
よって水平線を利用し、同じような所で止まれば逆張りをやれるかどうかを検証してみます。

ユーロポンド4時間足③です。
ほとんど同じ高さで止まっているため先ほどの青丸を基準に水平線を引いてみました。
ゆるやかに下降しているということもあり検証対象期間で水平線より少し下がる可能性も考えられます。
ですが後から見ての判断ですが、水平線+ボリンジャーバンドで反転をしていますので今回のケースの場合逆張りもできそうな結果となりました。
ですが逆張りは反転を予測しての取引のため、難しい印象があります。
他の時間足を見て逆張りではあるのですが、もう少し入りやすいポイントを検証してみます。
30分足分析

ユーロポンド30分足です。
今回は一例として30分足を見てみたいと思います。
4時間足で逆張りをする場合は完全に反転を予測してのエントリーとなるかと思います。
これでは難しそうな場合に、この30分足の赤丸で示したように水平線から反発したらすぐにエントリーをするのではなく、しばらく上昇するわけですから押し目をねらうというのが一つの方法です。
ただ単に逆張りではなく「逆張りからのトレンドフォロー」という考え方です。
このことを利用してエントリー場面が増やせるかと思います。
以上、EURGBP(20/10/12~16)チャート分析でした。
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