
2020/08/10~14の週はEUR/GBPの通貨ペアはトレードを行っていません。
後からチャートを見てではありますが、エントリーできるポイントはなかったのか検証してみたいと思います。

まずは日足の相場環境を確認します。
赤の縦線より右側が今回の検証対象期間(20/08/10~14)になります。
ピンク丸で囲った所ですがボリンジャーバンドが完全に横向きになっておりレンジになっているようです。
となりますとトレンドフォローで大きく利益を狙うのは難しくなってきます。
節目からの逆張り、もしくは節目を突破してから押し目、戻り目を見ての短い時間足で利益をねらうことになるのが自分のパターンです。

続きまして4時間足となります。
4時間足もピンク丸で囲ったところはボリンジャーバンドが横に向いておりレンジと判断できます。
よってしばらくは赤の縦線より右側の検証対象期間は、節目からの逆張りがねらえるかもしれません。
赤の水平線はこの4時間足の節目を基準に引いた水平線です。
エントリーポイントとして4時間足で売買できる候補として赤丸の2つが考えられます。
ここは水平線とボリンジャーバンドにもタッチして折り返していることからねらってみたい所ではあります。
以前の自分ならエントリーできそうな所はとりあえずエントリーをしていましたが、最近思うこととして取れる時に大きく取っておきたいという思いがあります。
いわゆる「コツコツ、ドカン!」の逆をやりたいと思っているからです。
よってここのポイントのリスクリワードを考えてみます。
現在逆張りを検討していますので、利益確定は安全を見て4時間足の移動平均線までとしています。
としますと2つの候補の内「買い」の方は、一度ボリンジャーバンドと水平線からの反発を確認するために陽線確定を待っていると移動平均線までの距離が近いためリスクリワードが悪いです。
これを繰り返していると勝ちは小さく、負けは大きくなってしまうため余程勝率が高くないと資金を減らしていくことになってしまいます。
よってこの「買い」ポイントはエントリーをしないということになります。
結果としてボリンジャーバンド+2にタッチしていることから悔しくなる気持ちもありますが、自分で決めたルールを守ることが大切です。
一応自分の中で逆張りは早めの決済が良いと考えているため、反対側のボリンジャーバンドにタッチまでは持たないことにしています。
では「売り」の方はどうかというと赤丸のエントリー時点では移動平均線まで結構距離がありエントリーをしても良さそうです。
結果としてなかなか下に落ちてこず移動平均線についた頃には微益となっていますが、これはしょうがないと思います。
4時間足はこんな所です。

1時間足です。
ここでねらえるかもしれないポイントは3か所です。
全部同じ色にしてしまいましたが、まず一番左の赤丸です。
一度水平線を下抜けし、戻り目を作り再度落ちてきたので「売り」を行いたい所です。
ですがここはもう既に4時間足のボリンジャーバンドに-2にタッチしているポイントでした。
さらに1時間足のボリンジャーバンドに-2にタッチせず再上昇しています。
損切り位置を建値に戻し±0で終わっている可能性の高いポイントです。
もしくはエントリー時点で4時間足のボリンジャーバンドに-2に既にタッチしているためエントリーをしていなかったかもしれません。
次に真ん中の赤丸です。
ここは節目を突破して一度押し目を作っているように見えるため「買い」を行っていたかもしれません。
ですがここは直前にかなりの勢いで上昇した後の押し目です。
エリオット波動の計算をしてみても最安値から上昇5波が出たあとのようにも見えます。
よって避けた方が良いポイントのようです。
最後に一番右の赤丸です。
ここは赤の水平線を下抜けし一度戻り目を形成したポイントとなります。
エントリーポイントとしてはいいと思うのですが、ピンク線の辺りに4時間足の移動平均線が来ています。
よってリスクリワードが悪いため、自分のルールではエントリーはしない方が良いということになります。
では今回エントリーできそうな所はどこかというと次のチャートです。

先ほどと同じくこちらも1時間足となります。
そしてエントリーして利益が取れそうな場面は赤丸の所です。
ここは上昇ペナントを形成後、上値を突破して一度押し目を作り再上昇したポイントとなります。
理想のエントリーポイントかと思います。
利食いは4時間足のボリンジャーバンド+2を目標にするとピンク線の所となります。
リスクリワードがだいたい1:2となっていますので良いポイントかと思います。
時間帯も夕方くらいのようです。相場が動き出す時間帯ですね。
ということで2020/08/10~14の検証とします。
後からこのように復習をするのも次回以降に役立つと思っています。
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