
先日のTwitterでお金配りをされている有名な方のツイートを読みました。
どんな内容かと言いますと、「コロナの影響で乱高下する株式市場に目がくらんで短期売買を繰り返し大損をした」というものです。
44億も損失を出してしまったそうですね。
そのツイートを見て思いました。あれだけ活躍されている方でも儲けたいという気持ちが抑えられず相場の状況を見て飛び乗りをしてしまい損を出すことがあるのだなと。
まあ飛び乗りをしたとまでは書いていませんでしたので、そこまではわかりませんが、それだけ大きな金額の損を出し悔やまれているようですので、資金管理が出来てなく売買を繰り返したことになります。
普通の方でも相場の状況からちょっと上がった、下がったで売買をしてしまうことはよくあることです。
自分も経験はあります。急激に下がり出したので、今「売り」を行えばかなり儲けられるぞと・・・。そして自分が「売り」を行った直後に反転していく相場を見て嘆いたものです。
FXに限らず、投資で生きている方は世の中にごく少数ですがいらっしゃいます。
中には普通の人がまねできないような先を読む力があり、膨大な利益を出した方や投資のプロ集団を作って、その育成に力を尽くし成功した人などの話を聞いたこともあります。
ですが投資家の末路は全員が幸せかというとそうでもないようです。過去に大儲けした人も最後に資金管理を誤り大損を出し、けん銃自殺した人(海外の例)、破産した人などもいるようです。
やはり人間、どうしても儲けたいという気持ちは消せないものです。そして最初は資金管理をしっかりとしていても投資で生きていくとなると長い期間の資金管理が重要となります。
その間には社会情勢も変わり、利益が出なくなる時、負けが続くときもあるでしょう。そんな中でも資金管理を怠らず、相場と向き合うのはなかなか難しいのだと思います。
やはり負けが続くと、それを取り戻したいと思ってしまうからですね。
負けた分を取り戻すのにいつもより多めに投資をしてしまい、そこでまた負けて大損をするという負の連鎖になってしまうわけです。
ではどうすれば?ということですが、それでもやはり自分で決めたルールを守りましょう。としか解決法はないように思います。
損失は1回で?%まで、1日で?%まで、1日?連敗でその日はトレードを辞めるなどと決めるしかないかと思います。
これが出来ないといつの日か、ほぼ必ず大負けしちゃうよ・・・
孫子のお言葉を最後に「勝つように戦うのではなく、負けないように戦うことが大事!」
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