
FXを始めた目的として、お小遣いの足しにしたい、生活費の足しにしたい、専業になりたいなどいろいろな目標があるかと思います。
ただFXは元本が保証されたものではないため、やり方によっては資金がマイナスになることがあります。
と、いいますかFXを始めた方の9割程が負けると言われていますので、大半の人は資金がマイナスになっているということになります。
そのような厳しい相場の世界ですので、短期間で専業までにするのはかなり難しいと思います。
よって今回のタイトルであります「まずは+1円の利益を継続できるようにしよう!」という考えになります。
月単位で資金のプラスを数か月継続できれば、あとはレバレッジを上げれば大きく利益を残すことも可能かと思います。
よって少しでも良いので、まずは資金をプラスに出来るようにすることが大事です。
そのために考えられる方法として「勝率を上げる」「リスクリワードを良くする」のどちらかができないといけないと思います。
それぞれの場合で考えてみたいと思います。
①利益を出し続けるために「勝率を上げる」パターン
勝率を上げることを重視する場合に気を付けないといけないこととして、「チキン食い」と言われる少しの利益が出ただけで早く確定をさせたいという思いが強くなり決済をしてしまうことを言います。
この場合、勝った時は100円しか利益が出ていないのに、負けた時は1000円負けるというパターンを繰り返していると9勝1敗でも資金は減ってしまいます。
よって「勝率を上げる」ということを意識していても、勝つ時の利益は大きくなるように心がける必要があります。
②利益を出し続けるために「リスクリワードを良くする」パターン
リスクリワードが良ければ勝率が低くても資金をプラスにすることは可能となります。
ただそれにも限度があり、自分の思うこととしてですが損失1に対して利益3くらいが限度のような気がします。
損失1に対して利益5~10をねらうとなると、かなり長期にポジションを持ち続けないといけません。
FXの場合、トレンドとレンジの出る割合は3:7くらいと言われています。
よって長期でポジションを持ち続けていても、損失に対して利益5~10倍まで伸びないことも考えられます。
ただ損切りまでの距離を20~30pipsくらいにしても、リスクリワード1:3なら利益~90pipsくらいとなりますので、ここら辺までなら数日で動く可能性があります。
それに仮にリスクリワード1:3としますと3勝7敗ペースでも利益が出る計算となります。
①②どちらが良いか?
人にもよりますが、自分としては②の「リスクリワードを良くする」パターンをおすすめします。
理由としては、最初の内はほとんど勝てません。
よって勝率を上げるというのは最初の内は至難の業です。先ほど述べた通り勝率を重視してしまうと「チキン食い」となり「コツコツドカン!」ということになるかもしれません。
逆に数少なくとも自分の思惑の方へ伸びてくれれば、トレンドは続く傾向にあることから利益を伸ばすことは可能になるかと思います。
よって自分としてはリスクリワード重視のほうが良いかと思います。
ただこれの欠点としては、負ける回数が多いわけですからメンタル的に負担が大きい点です。
また負けた、また負けたの繰り返しとなるかもしれません。
それがどうしても嫌な場合は勝率を重視して、損失をなるべく小さく抑えるように心がけるのが良いでしょう。
ただこの場合の注意点として、損切り位置を狭くしすぎて「損切ビンボー」にならないようにしましょう。
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